さぬきうろん:その2です。のんびり喰うことにしました(笑)。


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ほのぼのと相変わらずの良さを醸し出している「田村」。製麺所型。1玉100円。ここはいつも思うけど、俺に合うわ〜。 「麺八」のカレーうどん420円。一般店型。さぬきを訪れる直前に「ナンちゃんの幼なじみの店」としてTVで取り上げられていたので冷やかしのつもりで訪ねてみた。そしたらなんとびっくりの素晴らしいうろんだった。麺もルーもどちらもとても旨い。ただ、喰い歩きの身には少々こたえる量である。 ウワサの「松井製麺所」。讃岐富士を望みとてもいいロケーション。しかし、駐車場にクルマは少ないし、行列はないしで、やってるかどうか不安になった。→ 不安は的中し、しばらくの間休業だそうだ。「喰いたい」旨の落書きがたくさんあった。なんでもオヤジさんが亡くなり、ドラ息子はニューヨークでエンターテイナーをしてるとか(笑)。 夜にうろんが喰いたくなって出かけた「黒田家木太店」。一般店型。冷やかけ小200円。店に入ったら麺を茹でていたので、みせのおばちゃんに茹で揚げを喰わせてくれと伝えたら、ダメだとのことで、茹で置きが出てきた。そりゃ確かに先にはかしたいだろうけど、朝5時までやってんだし、客が希望してんだからええやんか〜。 締めに、と別な店へ向かっていると途中でふと見つけてこっちに入っちゃった「府中家」。一般店型。冷やかけ小150円。閉店間際だったので茹で置きが出てきた。それはしかたないが、それでもだいぶ旨かった。これはきっと茹で上げすぐも期待できると思う。また開店直後にでも行ってみたい。
コシのあるうろんと、揚げたてのイワシ天を目指して行った「中北」だったが、休みだった…。残念。 山越の駐車場の近くに置いてある、立ちんぼくん。気持ちわるぅ〜。同行のピアノ屋曰く「そんなの撮ったら祟られる〜。」。挙げている右手に落とし物らしい帽子がかけてあるのがいいね。山越の客のかな。 高松駅前はクリスマスイルミネーションできれいだよ。 高松市内にある「Lowe(ルーヴ)」のケーキ。甘さが控えめでとても旨い。品ある味で人気店なのもうなづける。ちなみに「o」はホントはoの上にウムラウトが付くし、ATOKで単語登録できたが、ここでは表示できなかった。
相変わらず行列の「山越」。製麺所型。冷小100円+ゲソ天。ハラが減ってる中、長いこと並ぶのに耐えられなさそうな場合は、玉だけを別窓口で70円で頼んでMY丼に入れてもらい、MYしょうゆやMYダシをかけて本来の行列に並びながらMY箸でズルズルやる。うろんを喰うために並びながらうろんを喰うんだね。今回俺はMY丼、MYプラ箸、MY炒り子ダシ(甘みや化学調味料は当然不使用)を持って行った。写真の真ん中が一見お茶だけど、実はダシ。そして右側がMY丼に入れた70円の1玉で、これにMYダシをかける。MY箸は香港で買ったプラスチック製。麺そのものに味はあまり感じない。 山越では丸亀名物の団扇も売ってるよ。手作り(らしい)とはいえ、ちと高いけどね。写真を見ると「やまごえ」バージョンだけかと思われそうだが、いろいろある。その中にクリスマスデザインの物もあったが、暑いワケじゃないしフクザツ…。 山越のすぐ近くにある(といっても歩く距離じゃない。)「池内」の絶品のうろん。製麺所型。つい3か月前まで1玉100円だったはずだけど、150円になってたぞ。注文の時に何も言わないと自動的にしょうゆがかけられてしまうんで、あえて麺だけをMY丼に入れてもらって、MYダシをかけて喰った。とても旨い。いつもは裏の川というか池というかの錦鯉を見ながら喰うが、今回はレンタカーの中でズルズル。 相変わらず行列で相変わらず旨い「がもう」。製麺所型。1玉100円、ちっか天70円。麺の状態もいいし、小麦の味もある。ダシも甘くなくてよいね〜。大将は麺通団のT尾さんが「レツゴー3匹のじゅんちゃん」と言うだけあって、まぁ似てる。息子2人は「がもむす」って命名してたけど、これはどうでもいいや。混んでるときは店内がぎゅうぎゅうになるから、ダシの入った丼を持ってるときは、早く喰いたい気持ちをグッと抑えて、前やうろんだけじゃなく、左右と後ろも気を付けよう。ちなみにちなみに、「レッツゴー3匹」じゃないから間違えないようにしましょう。 番外編。「一鶴」のおやどり。977円。一般店型(当たり前や!)よく言えばかなりの歯ごたえ。悪く言えば固い。しかし旨い。文句なく旨い。大きさは割り箸と比べてね。小骨などはなく、ほとんど関節で繋がった2本の太い骨だけなので肉に集中できる。香辛料の使い方がうまく、油がギットギトであるにも関わらずそれをそれほど感じさせない。1枚(枚というんだろうか)ぐらい軽く喰える。 こちらはひなどり。819円。おやどりに比べると驚くほど柔らかい。生娘の柔肌のようだ(イヤラシイ表現だ。)。一般的にはこちらの方が「鶏肉」のイメージだと思う。おやどりにしろ、このひなどりにしろ、皿に溜まった油にむすびやキャベツを浸けて喰うと2度おいしい。ここは殆どこのメニューで勝負しているが、夜は待ちが出るほどとても混んでいた。夫婦や1人で来店している年輩の方も多く、地元に根付いたメニューと店があるのが、田舎もんの俺からすると羨ましい。
坂をクネクネっと登った所にある「やまうち」。製麺所型。ひやひやの小200円。いつも訪れ、評価も高かったが、今回は×だった。まず、ダシが化学調味料的に甘い。こんなんだったかな〜。もっとシャキッとしたダシだったような気がするんだけどな。それに、麺もばよんとしていた。1玉目がそうだったから茹で置きかと思い、茹で上げすぐをもう1玉喰ったのだが、多少改善されていた程度だった。おやじさんが麺を打たなくなったからかどうかは不明。 郵便局集配職員休憩所の「やまうち」。セルフ型。ほのぼのと旨い。店先でもネコがひなたぼっこしてた。関係ないか。1玉120円+エビかき揚げ200円。セルフ型。トッピングの方が高いんだからね…。しっかしでっかいな〜。居酒屋のメニューによくある川エビの空揚げのエビより大きなヤツを店の片隅でばーちゃんが揚げていた。パリパリと旨いのよ。 麺通団のT尾さん曰く「飲める麺」の「なかむら」。セルフ型。1玉150円+ゲソ天100円+ちっか天100円。セルフ型。エラい行列で期待して食したが、麺は俺の好みとは違った。麺そのものに味がないと俺は旨いと思わないんだね。延びるコシは確かにある。その意味ではズルズルと飲めそうではある。山越の釜たまと同じように、何か他の味付けがあれば物足りなさが緩和されるのかもしれない。ただ、天ぷらは写真の通りバカでかく喰いごたえがある。この天ぷらを目当てに行くのはいいかもね。 大規模系の「大釜」。セルフ型。冷やし小250円。麺が旨いのは嬉しいが、1玉の量がかなりあるんで、喰い歩きの後の方になると、拷問に近くなる。普通の胃の大きさの人ならここ1軒で充分だと思う。 いつも大満足の「さか枝」。セルフ型。小150円+アナゴ天80円。このアナゴ天は気持ちいいほどでかい。近くの席では、1人で来た地元っぽいねーさんが丼を口元近くへ高く持ち上げてツルツルと華麗にうろんをすすっていた。同行のピアノ屋は「あれなら髪の毛を気にせず、ダシが服に飛んでシミになる心配もなく食べられる。」と感心していた。次からマネしてみるらしい。このねーさんは喰い終わるとさっさと店を出ていった。出勤かな。かっこい〜。さか枝は朝6時半頃からやっているんで、讃岐を発つ日もサクッと喰いに来られる。ここで喰って締めて、レンタカーを返して空港へってのが、最近のパターンです。 ラストランのDインパクトを単勝1点買い。高松には四国唯一のWINSがあり、朝イチで行ってきた。レースでは見事期待に応えて有終の美を飾ってくれた。テレビの前で思わず涙ぐんでしまった。勝ったことよりDインパクトにね。でも、当たって良かった…。勢いで1万も買っちまったもんだから、スッたら路銀に響くとこだった…。

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