2018（平成30）年01月の、台湾（出発は01/04）のその２。

2018/01/04～2018/01/06の速報は、こちらからどうぞ。

2018/01/07

今日も雨の予報だ～。雲林の雨の確率は70％だね。 外はしっかり雨が降っている。 さて、どうしようかな。

気温が低いことを伝えているその下で、別なニュースのトピックスとして、 星野仙一さんが亡くなった関係のことを伝えているね。

昨日からエアコンの送風の風に当て続けた洗濯物と靴。 ほぼ乾いた！　わはは。

雨なのでサトウキビ列車の取材はあきらめて、 ちょっと離れた台湾国鉄の支線の駅にきっぷを買いに出かけることにした。 テツに縁がない方は「なんできっぷ？」と思うこととお察しします（笑）。あとでね。 虎尾公車站（虎尾のバス停・「バスタ虎尾」）へ向かう途中で、このいい加減なチャリを見つけた。 タイヤはないしチェーンも外れてるんだけど、ふつーに置いてあったので、 持ち主はきっと乗ってるんだよ（ほんまかいな。）。

バス停に向かう途中で、まずはハラごしらえ。 いつもならコンビニに入るところだが、虎尾のトイレ事情の調査を兼ねて、 ケンタッキーとマックに寄った。 これは、マックのソーセージエッグマフィン（45圓）。 ケンタッキーは７時からの営業で、店内にトイレあり。 マックは24h営業で、シャワートイレあり、でした。

ちょいちょいと乗り換えて、台湾国鉄の支線の終点「車埕」に来た。 「しゃてい」と読むけど「てい」の字はもしかしたら表示されないかもです（土へんに呈。）。

木をふんだんに使った駅舎内。 山奥の駅だけあって木工製品が特産品だ。

山深い田舎の終点。 人なんか誰もいない、と思うでしょ。 これが全然違うんだな～。 この支線の沿線は観光地になっていて、人でごった返している。 上の２枚は、たまったま奇跡的に人が途切れたときに撮ったもの。 実際は、もんのすごい人だよ。

駅の売店というか、出店で売っているアイス。 味がいくつかあるが、「ヤクルトモドキ」味にした（10圓）。 ホントのヤクルトは「養樂多」なんだよね（笑）。 でも、充分旨いよ。 この出店のおばちゃんに、俺は香港人に間違われた…。 「日本人だよ」って言ったら、「ありがとうア」と言ってくれた。 最後に「ア」を付ける人がいるのは前から気付いていたけど、 中国語で使う「啊」（語気助詞）の流れで、つい付けちゃうのかな。

「車埕」の２つ隣の「集集」にも来た。 ここも大混雑！ 駅前広場では、誰も聞いていないのに、じいちゃん２人がアンプを使って やかましく演奏してるし…（動画に撮ればおもしろかったかな。）。

GETしたきっぷのほんの一部。 昔ながらの硬いきっぷを硬券（台湾では「硬票」。）といいますが、 台湾で、記念用以外の通常発売しているのは僅か３駅だけ。 そのうちの２駅が、今日訪れた支線（集集線）にあるんですよ。 書き始めるとキリがなくなるので、この辺でヤメます（苦笑）。

台湾国鉄の斗六駅から、滞在している虎尾へ向かうバスで移動中、事故処理していた。 これはどうか分からないけど、台湾では飲酒運転による交通事故がとても多いみたい。 TVでも割と頻繁に「被害者の訴え」みたいなのを放送してるよ。

無事に宿に戻ったよ。 今日は、結果的には雨は朝だけで、夕方にはこのような僅かな夕焼け（？）も見られた。 天気予報も、明日は「晴れ時々曇りか雨」に変わったので、 サトウキビ列車の取材に行けそうだね。 今、呑みながら虎尾の宿でこのページを作ってます。 まだ19時なのに、もうかなり眠いよ～。

眠いんだけど、ハラが減って眠れないので、關東煮（おでん）にしちゃうんだな（笑）。 ２店のイレブン屋で、俺の好きなつみれをメインに、つゆたっぷしでいくつかGETしてきた。 これを、種と出汁を分け、まず出汁を携帯電熱器であっためる。 ホントは出汁は沸騰させちゃいけないんだけど「写真映え」のために沸騰させた。 ここに、おでん種を入れて、熱々のを呑みながら食すのは、いわゆるひとつのシアワセなのですね。

2018/01/08

朝起きたら、月が見え隠れしてるし、何と星も見えた！ やったね、とイソイソと準備をして、サトウキビ列車の前に製糖工場内を入れ替えする貨物列車を撮りに、 製糖工場の入口の踏切に来たが、まだ開門していなかった…。

程なく踏切番のおじさんが来て開門し、その後貨物列車が２回、入替のためにほんの少し工場から顔を出す。 これは、動画からのキャプチャー。 この直後、踏切番のおじさんから衝撃の情報を得た。 「今天明天没有」（＝今日明日は運休）！ がっびぃ～～～ん。なんてこった。 確かに、工場設備の点検などのため、不定期で運休することがあるとは聞いていたけど、 まさかこのタイミングで、しかも２日連続で（涙）。

しゃーねーから、いったんホテルに戻り、ホテルの１階にあるメシ屋 （ホテルと同じ人が経営しているみたいだが、よく見かけるただのメシ屋。）でお粥など。 残念ながらあんまし旨くなかった。これで55圓。

今日をどう過ごそうか悩んだが、今後のために サトウキビ列車の終点附近と最寄りのバス停のとの約3.3kmを歩いてみようと思い、 バスで「大有」という町に向かった。 ちょうどバスに乗るタイミングで雨が降ってきて、すぐに強まった。

虎尾から約50分で大有に着いた。 相変わらず雨が降っているので、サトウキビ列車の踏切まで行くのはヤメた。 おとといと同じような悲惨さになりそうだからね。 幸いそれほど待たずに虎尾方面のバスが連続してくるようなので、すぐ帰る。 大有はあまり大きくない町のようだが、立派な寺があった。 台湾の寺は、日本の感覚からするととにかくハデだ。

台湾のローカルコンビニの「萊爾富」（Hi-Life）もあった。

味のある煉瓦造りの建物。 実際はボロボロ（笑）。

行きしなに、「大有」の３つ手前に「松本超市」という、この写真のスーパーがバス停名になっているところがあって 気になっていたので、帰りがけにおもしろがって降りてみた。 中に入ったら、かなり広くて品揃えがいいがちょっと場末感が漂うスーパーだった。 日式鍋（日本のいわゆる「鍋物」のこと。）専用の具材コーナーもあったが、 日本では鍋に入れない、よく分からない具材も多かった。 次のバスが程なく来るのであまりゆっくり見られなかったのが残念だった。

「松本超市」のバス停の隣の電信柱に巻かれていた。 でっかい電話マークがなんかおもしろくて…。

無事に虎尾に戻り、シャワーを浴びつつ洗濯をして、 「ファミマコレクション」の台湾バージョンのオリオンで「好喝！」

2018/01/09

台湾最終日の今日も雨…。おまけに風が強くて寒い。 TVの天気予報でも低温に注意を呼びかけている。 せめて朝の貨物列車だけでも撮影しようと思っていたが、この天気なので見送った。 さ、宿の部屋を片して、バスで斗六へ出て、特急で３時間かけて台北に出るゾ。