関電トロリーバス:その2です。
 先輩との取材行。どうせなら現存する両方に乗ろうということで、関電と立山黒部貫光の両方のトロリーバスに乗った。

2018/09/19


長野をのんびり出発して、11時ちょっと前に扇沢駅に着いた。
いいお天気。

標高が高いが紅葉はまだまだで、
木々は青々としている。
 
扇沢の発車ホームで発車待ちをしている出発便。
車両妻部上の両端の橙色のランプが点いていれば最後尾。

これから、
・関電トロリーバス
・黒部ケーブルカー
・立山ロープウェイ
・立山トンネルトロリーバス
と乗り継いで室堂まで往復する。

往復で約1万円…。
高ぇな〜…。
 
出発ホームは車両の整備棟(?)の一部を使っている。
 
急カーブにトロリーを張っている。
 
トロリーポールを外して整備を受けることがあるが、
こういうときは蓄電池で動く。
 
タブレットのような運行票。
閉塞自体は自動だが、この運行票はまぁ念を入れるようなイメージか。

これのミニチュアのキーホルダーがグッズであるが、
取材日は売り切れていた…。
 
黒部ダムに到着した。

念のために書いておくが、この写真はストロボを炊いていない。
撮影するときは、車内ではもちろんだが、車外でもストロボは炊かないように心がけたい。
 
黒部ダム駅のレストハウスで昼メシ。
ダムカレー(880円ナリ)。

う〜ん、
春から秋の季節モノだし、
クルマで簡単にアクセスできる場所じゃないし、
観光地だし、
他に競争相手いないし、
注文が入ったらすぐ出さないといけないし、
標高高いし(関係ないか)、
ってのは分かるんだが、それにしてももうちょっと「何とか」なんないの?

下界の店は工夫を凝らした「ダムカレー」を出してるよ。
 
観光放水中の黒部ダム。
写真右下に虹が架かっているのが分かるかな。
 
案内にもトロリーバスの文字が入っている。
 
黒部ダムのコンクリートアーチ部分のてっぺんを歩いて横断し、
黒部ケーブルカーの黒部湖駅に来た。
 
ケーブルカーの黒部平でロープウェイに乗り継ぎ、
大観峰に着くところ。
 
大観峰から室堂までは、
もう1つのトロリーバスが走っている。

こちらは全線がトンネル内なので、
関電トロリーバスのように、沿線などでの自然光下での撮影はできない。

※この写真もストロボは炊いていません。
 
室堂駅内にある立山山頂簡易郵便局。
風景印もあるよ。
日本郵政の公式サイトでは、併設している「ホテル立山」の1階ってことになってるね。

「立山山頂」という名称に多少の違和感があるが、まいっか。
 
室堂で扇沢方面に折り返す。
無事に左の最前列の席を確保し、撮影準備を整えて出発を待つ。
 
関電トロリーバスと同じくほぼ中間点に信号場があり、
上下便が交換するが、関電トロリーバスのような運行票は使っていない。

交換を終えると程なくトンネル掘削の難所である「破砕帯」を通る。
破砕帯が分かるように、トンネル内には青い照明が点けられている。
交換〜破砕帯の、約39秒の動画はこちら
 
黒部ケーブルカーに乗り継ぎ、黒部湖に向かう。
奈落の底へ落ちていくような急勾配だけど、
トンネル内だから特にそう感じるのかもしれないね。
約40秒の動画はこちら
 
関電トロリーバスの黒部ダム駅に戻ってきた。
 
歴代のトロリーバスの写真が貼られていた。
 
左から100系・200系・300系。
 
無事に扇沢に到着した。
 
この車両は、トロリーポールを降ろして、
この後、蓄電池走行で整備に向かった。
 
扇沢の到着ホームから出発ホームに移動する。
 
3台並んでいた。

日が傾き、光量が落ちてきたので
今回はこれでおしまい。

さて、どっかで晩メシを喰って、長野に帰るゾ。
 
大町温泉郷にある「岳」で晩メシ。
 
オムレツカレー(850円ナリ)。

ストロボを炊いていないのでよく写っていないが、
とても旨いと思う。