セカンドシーズンの


455・413系快速・急行:その54です。 

2023/03/17
【最後の方までずぅ~っとおまけ】

455・413系快速・急行のページだってぇのに、方向が全く違う乗車券の写真からスタートする
(この写真は、新山口の宿で撮影。)。

まず【おまけ】の部分からスタートするけど、ちゃんと455・413系の「急行2号」につながるから大丈夫(笑)。

今回は、
○381系「やくも」 …置き換えまであと1年あまり。国鉄色の撮影。
○「やまぐち号」 …この連休から令和5年の運行を始める。DLの重連。
○「サンライズ出雲」 …岡山での分割・国鉄色「やくも」との交換の撮影。乗車も。
南小谷行き「あずさ」 …1日1本だけになってしまっている。
○「大糸北線」 …バス転換が取り沙汰されている。
○455・413系急行 …この連休からセカンドシーズンの運行を始める。
を楽しもう、という盛りだくさんな企画。

ひっさびさの「乗り鉄」だ。

行程の途中でレンタカーも使うため「レール&レンタカーきっぷ」にしてみた。
このきっぷの利用は初めてなので、この旅の計画の段階から、
いつもお世話になっている旅行会社のおねいさんに、こまごまと相談しつつ旅全体を組み立てていったよ。

そもそも、乗車券の行き先がなんで周防佐山かというと、テツのサガで乗車券は記念に保存しておきたいからだ。
本来の着駅である新山口と運賃区分が同じで、しかも地域感がある駅として、
今回は旧国名が付く周防佐山をえらんだと、そゆこと。
こういうことは、乗り鉄のみなさんならフツーのことですよね(笑)。

「レール&レンタカーきっぷ」は連続乗車券にも対応していて、
レンタカーを利用しない行程(今回でいえば行きの「連続1」。)も2割引になるのがありがたい。

今回は、先輩もご同行くださる。

んでは出発!
 
 
長野駅に来たら、バスプールに東急バスカラーの長電バスが停まっていたのでひとまず撮影した。
以前から"ちゃんと"撮影したいと思いながら、なかなかチャンスがない。

時々、バスマニアがこのバスを撮影しているのを見る。

今日はたまたま見つけたので、コンデジでサクッと撮影したもの。
夕方で光量が落ちていたこともあり、この写真はよく見るとブレている…。
 
 
これから381系「やくも」の取材に行くのだが、
その前に、以前381系を使っていて今はその後継の383系の「しなの」で名古屋に向かう。

絵入りヘッドマークも、今となってはとても貴重な存在だ。

ところで、
ホントは、今日は東京へ出て、「サンライズ出雲」に乗って山陰入りしたかったのだが、
1か月前の「10時打ち」でもきっぷをGETできなかった。
全席種とも瞬殺だったんだよね。団体でも入っていたのかな。

だもんで、悔しいが「しなの」と「のぞみ」で岡山に先回りすることにしたのだ。
 
 
「しなの24号」で名古屋に出て、「のぞみ109号」に乗り継ぐのだが、
その間に新幹線ホームで玉子入りきしめん440円ナリをかき込む。

いつもなら信州を出発するときに長野駅のそばで「行ってきますの一杯」をすするのだが、
今回は名古屋できしめんだ。

新幹線下りホームの「住よし」の営業時間ギリギリになんとか間に合った。
営業終了する直前まで待ちが出るほど繁盛していた。
「駅うどん」ならぬ「駅きしめん」として、確かに旨いんだよね。
 
 
名古屋から約1時間半で岡山に着いた。
名古屋~岡山って、東京~名古屋とほとんどおんなじ距離。
 
 
雨の中、駅近くのホテルまで歩いていってチェックインした。

そして、サクッと晩メシを喰いに出る。
「のぞみ」ん中で軽く呑んでいたので、〆的に喰えればいいのだ。

夜中まで営業している「ポークラーメン」で醤油ラーメン600円ナリをすする。
店名にもなっているポークラーメンは、厚切りのチャーシューがたくさん乗るらしい。
 
 
ラーメンの後、イレブン屋で「岡山モノ」を探したがなんにもなかった…。

しょうがなく買ったガリガリ君九州みかん75円ナリを店の外で喰おうとしたら、
なんとスティックだけスポッと抜けてしまい、アイス本体をあぶなく道に落っことすとこだった。
こんなこと初めてだぁ。

さて、宿に帰って風呂に入って寝るゾ。
雨は相変わらず弱く降っている。
 
 
2023/03/18
朝になり、イソイソと岡山駅に来た。雨はまだ少し降っている。

これから「サンライズ瀬戸・出雲」の到着を待ち、「瀬戸」と「出雲」の分割作業を取材する。

到着後の「サンライズ」から慌てて出てくる乗客よりも先に、いい場所を取っておこうという魂胆。
転んでも(=サンライズのきっぷが取れなくても)タダでは起きない(=いいとこどり)よ(笑)。
 
 
「サンライズ瀬戸・出雲」が到着した。

停車時間が短いので、乗客はみんな到着ホームでわさわさと撮影するが、
前もって陣取っている俺は向かいのホームでじっくり撮影する。
いいだろ~や~い、わはは。

左が「サンライズ出雲」で、右が「サンライズ瀬戸」。
分割作業が終わったら、「瀬戸」はそのまま発車していった。
俺はてっきり、いったん少し移動して、それから発車していくもんだと思っていたのだが、
俺のイメージは古いのかな~。

貫通扉が閉まり、「瀬戸」が発車していく約58秒の編集動画はこちら
 
 
「サンライズ」の撮影を終え、これから07:05発の「やくも1号」に乗るのだが、
06:57に開店した(してくれた)うどん屋できつねうどん440円ナリをすする。

慌てて喰ったので味はよく憶えていないが、関西ダシでうまかった気がするよ。
 
 
「やくも1号」でさっきの「サンライズ出雲」を追っかける。

「サンライズ出雲」のきっぷが取れなかったので、
この旅の計画当初は予定していなかった381系「やくも」に、
図らずも出雲市までの全区間乗ることになった。
 
 
途中の備中川面でスーパーやくも色の「やくも4号」と交換する。

スーパーやくも色は約1か月前の02/17から4連で運行を開始し、
おととい03/16からは6連になっている。
 
 
「やくも1号」というか381系のトイレの鍵。
こういうタイプの鍵も珍しくなってきているね。
 
 
381系の洗面台。
こういうレトロな洗面台が付いているクルマも今は少ないね。

なんか、いろいろと「取り外した感」がある。
ゲロ袋が用意されていることを見逃してはいけない。

ど~でもい~けど、
俺が小6だった1980(昭和55)年10月に、当時住んでいた名古屋からおやじと長野(善光寺)に日帰りで遊びに来た。
もちろん381系「しなの」(当たり前だが国鉄色。)に乗ってだ。

門前の蕎麦屋(今いる信州で思い返すと「尾張屋」かも…ど~でもい~ですね。)
で喰ったそばがとても旨くて2枚平らげてその帰路、
やはり381系「しなの」に乗ったのだが、振り子式の381系に揺られて揺られて…、
胃の中の蕎麦も揺られて揺られて…口から戻ってきたことがあったっけ。

…失礼しました。
 
 
岡山から3時間ちょっとで出雲市に着いた。
嬉しいことに、雨はすっかり上がっている。

「やくも1号」は、先行の「サンライズ出雲」を岡山での31分差から12分差まで追い上げた。

幸い、「サンライズ出雲」はまだホームに佇んでいたので、
左に「やくも1号」、右に出雲市の駅名表示板を入れて撮影を…とスタンバっていたのだが、
ありがちな"強引ng my way"の親子の撮影に邪魔されて、この写真を撮影するまでにしばらくかかった。

その間に「サンライズ出雲」が車庫に引き上げられなくてよかった…。
 
 
改札のの外に出る。

特急「やくも」50周年を祝うポスターが貼られていたよ。
 
 
1982(昭和57)年の電化のポスターもあった。

このおねいさんは当時仮にハタチとして、今は還暦…。
どこで何をしておいでなんでしょーか…。
 
 
せっかくなので、ちょいと駅の外に出てみたよ。

タクシーのカラーリングがステキ…。
 
 
すぐに駅に戻り、この先2時間以上「スーパーおき3号」に揺られることになるので、早昼にする。

駅構内の「麺家」でご当地の出雲そばを喰おう。
 
 
出雲手打ち割子そば930円ナリ。

蕎麦の1枚目から3枚目まで、
具材をいろいろと楽しみながら(出雲そばはこれがでーじ。)
いただきました。
 
 
出雲市から津和野まで、「スーパーおき3号」で移動する。
振り子式のキハ187系。

たった2両の特急だが、1両ずつの指定席も自由席もほぼ満席。
…と書けば盛況に感じるかもしれないが、2両でその程度ってこと。

でもまぁ、指定席を確保しておいてよかった。
ただ、目的は座席の確保というより前方の視界の確保だったんだけど…。
 
 
「スーパーおき3号」の1号車2番C席からの眺め。
三保三隅に到着するところ。

この列車は、1番D席だと前方の眺めがいいという情報がネットにあったので、
是非とも1番をGETしたかったのが、指定席を確保したかった理由だ。
なのに「10時打ち」でも確保できなかった。

果たしてどんなヤツが俺の邪魔をしたのかと思ってこの席の客を見てみたが、
スマホで前方の撮影をしているさえないオトコだった。

実際は、2番でもこのようにある程度の撮影はできることが分かった。

古いコンデジで撮影した約15秒の動画はこちら
 
 
出雲市から2時間ちょっとで、いよいよ、やまぐち号のエリアである津和野に着いた。

津和野には、15分ほど前に到着した「DLやまぐち号」がまだいたよ。
令和5年は、ちょうど今日から運行開始だね。

津和野からは、この折り返しの「DLやまぐち号」で新山口を目指すのだよ。
 
 
駅前でレンタルチャリを2時間500円ナリで借り、フラフラと町内散策に出かける。

去年(2022(令和04)年)8月のメチャクチャ暑いときにクルマで通った道を、
暑くも寒くもない今日は、チャリでテレテレと走る。

写真はチャリに乗りながら撮影した津和野町内。
写真の傾きはあえてそのままにしとくね(笑)。

名物のおいなりさんや、何種類かの源氏巻をGETしたり、スタンプラリーをしたよ。
 
 
いなりずしが名物だという「美松」。

2つの神社の近くにある。
 
 
なかなかいい掛け紙だと思うよ。

「DLやまぐち号」の中でいただくよ。
 
 
源氏巻のお店がたくさんあるので、いくつか寄ってみよう。

まずは「峰月堂」。
 
 
いろいろあるね~。
単価が安いのがありがたいね。
 
 
 「峰月堂」ではお買い物をしたら袋の端をこのシールで留めてくれる。

実物はA型とほぼ同じ。
よく考えてるね。こういうアイディアがでーじだと思うよ。
 
  
続いて「竹風軒」。

つい「竹風堂」(信州の栗菓子屋)とごっちゃにしそうになる(笑)。
 
 
そして「開正堂」。
 
 
さらに「三松堂」。

いや~、おもしろくてあちこちでいろいろ買ったら結構な量になっちゃった…。
「あんこモノ」なので重いよぅ。
 
 
津和野駅開業100周年とのことで、おめでとうございます!
 
 
津和野は「山陰の小京都」ともいわれている。

優雅に泳ぐマゴイや錦鯉の約6秒の動画はこちら
あんまし長くてもつまんないだろうから、短い動画にしときました。

ダイバーとしては水中にカメラを入れて撮影したいとこだけどね(笑)。
 
 
津和野駅前に置いてあるSL。

この写真は、運転台にひっきりなしに訪れる人が
奇跡的に一瞬だけ途切れたときに撮影。

写真左に、腕木式信号機を入れていることを見逃さないでね。
 
 
津和野駅の「展望台」から。

よく再現したな~と思う、スハテ35のダブルルーフ。
こういう、いわば「遊びゴコロ」が、実は重要だったりするんだよね。
 
 
今はSLじゃなくてDLなので使わない(と思う)転車台にも一応来てみた。

2022(令和04)年の夏にDD51が牽引したときは、
やはり転車台は不要と思われたが、一応ここに乗ってくれていた。
 
 
「やまぐち号」の運行開始に合わせた津和野駅前でのイベントでの「餅撒き」。

この写真は「大人バージョン」のもの。
これをやる前に「お子様バージョン」があり、「餅撒き」というよりは
「お餅をあげるよ」的な穏やかなイベントだった。

ところが、対象が大人だと撒く方も容赦しない(笑)。

この写真でも分かるが、少しずつ青空も見えてきた。
 
 
これが撒かれた餅。
かたいかたい(笑)。

信州に帰ってきて調理しようと思っていたのだが、
常温で数日置いてモタモタしていたら、見事なカビの固まりになったので、
残念ながら処分しました。
 
 
俺らが乗る5号車。
 
 
シブいゼ。
 
 
「DLやまぐ号」は津和野を発車し、船平山に向かう。

最後部の展望デッキからの約14秒の動画はこちら
 
 
撮影と列車内の取材が一通り終わったら、
「DLやまぐち号」の売店で売っている山口地ビールを呑みながら、
津和野散策中にGETしたおいなりさんをつまむ。
 
 
これが、そのおいなりさん700円ナリ(確か)。
いいお値段。

ふっくらしたおいなりさん好きの俺には、ちょっと固かった…。

ただこれは
「お土産に買ったおいなりさんが手荷物の中で傾いたりしたら、
ふっくらしたタイプだと汁が外にこぼれ出るキケンがあるから、
もしかしたらわざと固いタイプにしているかもしれないよ。」
と博学の先輩が冷静に分析し、やんちゃな俺を諭してくださった。

なるほど~、そんなことは考えもしませんでした。
恐れ入ります。
 
 
スハテ35の展望デッキからの後方の眺め。

この展望デッキには「占領」的なテツがいるんじゃないかと心配していたのだが、
この日の乗客間ではそのようなことは全くなく、テツやパンピー含めて大変緩~い平和な状況でした。

篠目駅にて。
 
 
鎧的?な日除け。
 
 
無事に新山口に着き、投宿。

周防佐山が着駅の「連続1」の乗車券は、途中下車のかたちでGETした。
 
 
宿からのお土産の「獺祭飲み比べセット」。

宿では「お土産付きプラン」というのをやっていて、いくつかの「お土産」の中からコイツをセレクトできるようになっていた。
日本酒好きの同行の先輩向けにと、迷わずこれにした。

この宿を予約したのは、明日撮影しに行く徳佐で「超にわか雨」にやられた直後の、去年の夏で、
先輩にはこの山陰・山口旅の提案すらまだしていない段階で、俺が勝手に予約してしまっていた(苦笑)。

そして、先輩が旅に行けることになり喜んでいたところ、出発の2週間前ぐらいになって宿から衝撃の連絡があり、
「ボイラーが壊れて湯が出ない。俺らが泊まる日までには修理が間に合わないので、
①:宿代1,000円引き&駅の南(ちょっと遠い)の宿の大浴場使用
②:他の宿を探す(予約した宿では斡旋はしない。)」とのことだった。

まいったな~っと数日考えつつ、ひとまず他を予約していたところにまた宿から連絡があり、「ボイラーが直るよ!」とのことだった。
結局は当初のこの予約を「なんだかケンミン割り」に振り替えて格安で泊めてもらうことがでしきた。
また、朝メシ付きで予約してあったのだが、コックさんがなんと昨年末に亡くなったとのことで、朝メシが出せなくなったとのこと。

実は、泊まれない連絡があったときに「獺祭の飲み比べセットがあったから楽しみにしてたのにぃ~」と支配人さんに伝えたら、
「それならセットだけは差し上げます」という嬉しい申し出をもらっていたのよ。
まぁ、結局泊まれたからいいんだけどね。

ただ、この後の行程で先輩のも併せて2セットを俺が持って歩いたもんだから、重かったな~(笑)。
 
 
宿前の風景。

「やきとり安兵衛」が気になるが…、さて、どこで呑むべぇかね。
 
 
広域チェーンだけど、「浜べゑ」にした。
 
 
呑みの〆は、山口名物の「瓦そば」878円ナリ。
ちょっと観光客値段だと思うが、悪かなかったよ。

この献立は自宅でも十分拵えられるね。
ただ、皿に相当する「瓦」(店では瓦状の鉄器。)をどこでGETするか…。
合羽橋とか道具屋筋ならあるのかな…。
ネットで調べればきっとすぐ答えが見つかるんだろうが、楽しみにしておきたいので調べない。

もっと早くお開きにして"山口チェーン"であるうどんの「どんどん」に行くつもりをしていたのだが、
わいわいと呑んでたら時間が経っちゃって、「どんどん」の閉店時刻をどんどん過ぎてしまったのだった…。
 
 
呑み終わって、すっかりいい気持ち。
新山口駅の取材でウロチョロする。

その途中で、この「JR」のロゴの青色が、コンデジできちんと表現されるかやってみた。
ライバルは、きれいなブルーで撮れた先輩のスマホである。

結果は、コンデジでもきれいに撮れたよ~。
ま、ただそれだけです…。
 
 
新山口駅の在来線は、あと14日でICOCAに対応するんだね。
 
 
2023/03/19
さて、おはよ~さんです。

宿のエレベーターホールにあったなんともレトロな自販機。
右は完全に死んでいたが、左は生きているのかな?

コインを入れる勇気はなかった。
 
 
せっかくだから「連続2」の発駅である宇部線の周防佐山という駅までわざわざ行って、
そこから乗車しようというくだらない企画のために早目に出発する。

山口方面の列車には、ここ新山口から乗れば朝はもっとゆっくりしていられるのに、じっとしていられない。

先輩も、よくこんなことに付き合ってくださる。
感謝というか、2人とも物好きというか…(笑)。

105系の宇部線の鈍行に乗る。
 
 
新山口から7.5km約13分で、4つ目の駅である周防佐山に着いた。

ここからこの乗車券を使用する。
18分待つと新山口行きが来るので、それに乗る。
 
 
周防佐山駅の待合室には懐かしいデザインのJR公式のカレンダーがぶら下がっていた。
このデザイン、今もあるんだね。

国鉄末期からJRになった頃は、各社のこのデザインのカレンダーを毎年各社全部!買っていたっけ。
ただ、紙質は明らかに当時より落ちていた。
 
 
新山口駅に戻り、途中下車してちょっと買い物。

これは「SLやまぐち弁当」1,250円ナリ。
山口や津和野のいろいろが使われているとのことなので、
思わず買ってしまった。
 
 
「SLやまぐち弁当」の中身。

箱の裏に説明書きがあり、それを読みながらいただく。
 「駅弁好きのか~ちゃん(=妻。出口の見えない入院中)だったら
ニコニコしながら楽しんで喰うだろうな~」なんて思っていたら、涙が出てきた。

ところで、ホントは新山口の駅うどんを喰う予定だったんだけど、
03/01から開店時刻が大幅に遅くなり、これまでの08:00が11:00になってしまっていたので喰えなかった。

この情報はネットで掴んでいなかったな~。
 
 
新山口から鈍行で山口に出て、単行のキハ40で徳佐に向かう。

キハ40は俺が好きなクルマなので、単純に嬉しい。
 
 
山口からちょうど1時間で徳佐に着いた。

ここから重い荷物を持ってえっちらおっちら歩いて撮影ポイントに向かう。
 
  
徳佐駅から撮影ポイントまで緩やかに下る道を歩いて、約15分で着いた。
俺が去年(2022(令和04)年)の夏に2日間とも雨にやられた因縁のポイントだ。

参考までに、2022/08/13の豪雨の時の約36秒の動画はこちら
 
 
今日はまーまーいい条件で撮影ができた。

望遠で撮影した約45秒の動画はこちら
 
 
ほぼ標準で撮影した約50秒の動画はこちら
 
 
「DLやまぐち号」の撮影後は、来た道を歩いて徳佐駅まで戻った。
ゆるゆると上りだったこともあり、今度は約20分かかった。

それでも次に乗る「スーパーおき4号」まで1時間以上あるので、
ちょっと離れた国道9号沿いにあるイレブン屋に行って、昼メシを確保してきた。

この写真は「スーパーおき4号」に乗ってから撮影。

ど~でもい~けど、
「スーパーおき」に使っているキハ187系(一応振り子らしい)の揺れること揺れること。
上下左右に揺れる上、「下」に揺れたときは、車体が台車にゴン!とぶつかるような音がした。 
これは、クルマでいうと「サスが抜けた」感じといえば伝わりやすいかな。

大丈夫か、この車両。
 
  
宍道駅にあった「のりかえ」案内。
これって、絶対国鉄時代のだよね。

いいですね~。
 
 
米子駅に着いたら自販機のねずみ男がお出迎え。

これで、
①:駅レンタカーを借りて、
②:イオン米子駅前店に入っている100均に寄って、
③:どこかで晩メシを喰って、
④:伯備線生山駅に向かうよ。
  
  
まず ①で手続きを踏んでいるときに、営業所の人が「やくも関係っすか」と聞いてきたので、
俺が「んだ」と答えたら、なんと「やくも」をデザインしたステッカーを2枚くれた。

いいトシこいたおっさん(ワタクシのことですね。)が大げさに喜んだら嬉しそうな顔をしていた(あきれていた?)。
ホントはレンタカーを利用した家族のお子様用?

でも、イキなことをやるもんだね。
 
 
次に②では、100均で無事にジップロック的な袋と乾燥剤をGETして、
新山口の宿の加湿器の関係でレンズ内部に水滴が付いてしまった先輩のスマートフォンの乾燥作業に着手した。

そして④の生山駅に向かう途中にあった店で③の晩メシだ。
きつねうどん860円ナリ。
 
 
最後に④。

今回楽しみにしていた企画の1つなのだが、下見をしていないのでぶっつけ本番の撮影になった
国鉄色「やくも25号」と「サンライズ出雲」の交換。

結果的にはうまくいってよかった。

ちょっと長い約01分33秒の動画はこちら
 
 
生山から米子に戻り、今日の宿にチェックインした。

窓なしのシングルで2,880円と破格だった。
 
 
「ホテル真田」の407号室。

部屋の奥にカーテンが引いてあるが、カーテンを開けてもただのボードがあるだけ(笑)。
俺は窓なんかなくても気にしない。
寝られりゃいいのだ。

ちなみに先輩の部屋も「窓なし」で予約したが、「窓」は一応あり、開けたら全面隣のビルだったそうな。
 
 
呑み助は宿のすぐ近くの居酒屋にした。
この写真は看板後に撮影。
 
 
猛者エビ(クロザコエビ)1,090円ナリ。

季節モノで、旬の終わりに近かったが喰えてよかった。
俺的には「ドロエビ」の呼び名の方が馴染みがある。

普段よく口にするウシエビ(ブラックタイガー)やバナメイエビのプリプリ的な食感とは異なり、
もっちりというか、ねっとりいうか、南蛮(ホッコクアカエビ)系の肉質で、
これぐらいのサイズのものはなかなか喰えないので嬉しいね。
 
 
気になっていた卵焼き979円ナリも頼んだ。

かなり強気な値段設定だが、なかなか旨かったので写真を撮ったら、
店の大将に「卵焼きで写真撮られるなんて恥ずかしいわ~」と笑っていたが、
旨い卵焼きを作るのって難しいから、自信を持ってほしい。
 
 
さて、楽しい呑み助が終わり、お会計の段になった。

俺と先輩と合わせて4,000円分のクーポンを宿でもらっていたので
これを使うためにQRコードを読み取って登録しようとしたのだが、
・めんどくさい
・分かりにくい
・呑んでヘロヘロくん状態でこんなコトできるかい!

というひどさだった。

まるで俺が作業したかのように書いたが、俺はガラケーなので、
俺の分は先輩のスマートフォン(水滴が付いた個体とは違うヤツ。)で入力してもらった。

しかし「関連付け」やらなんちゃらかんちゃらで結局3,000円分をひとまとめにしたところで
ギブアップ。

こんな邪魔くさい(関西弁でめんどーくさい)システムにした鳥取県の担当者、出てこぉい!
 
 
これがその鳥取県のクーポン。

ペリペリとめくる葉書タイプで、上のヤツを開いたのが下のヤツ。
画像は加工してます。
 
 
2023/03/20
さあ、朝になったよ!

今日の中国地方は降水確率0%で気持ちよく晴れそうだね!
 
 
伯耆富士こと大山(だいせん:1729m)を左に眺めつつ、
米子道を快適に江府(こうふ)まで走り、江尾(えび)駅にきた。

ここで国鉄色「やくも8号」と下りの「サンライズ出雲」の交換を撮影するのだ。

まずは、国鉄色「やくも8号」が江尾に到着(運転停車)。
約50秒の動画はこちら

もうちょっと上に向けたアングルだったらよかったね。

ちなみに、何を考えていたのか、外部マイクのプラグをカメラ本体に差し込み忘れて、
カメラ本体のマイクでの収録になっちまった…。
幸い、風切り音はほとんど入らなかったからよかったけどね。

カメラがビミョーに右に傾いていたのに後で気が付いた。
ちゃんと水準器で水平をとったはずだったんだけどな~。
 
 
両方の列車が発車する約1分の動画はこちら

ちなみに、この4日前の03/16から、国鉄色の381系に「JNRマーク」が貼られている。
 
 
「サンライズ出雲」が江尾を発車していく約47秒の動画はこちら
 
カメラがビミョーに右に傾いていたのは当然そのまま。
 
 
江尾駅から通称「ネウクロ」と呼ばれる、撮影ポイントが沢山ある区間に移動した。

その中でも代表的なポイントで「スーパーやくも5号」を撮影した。
「スーパー」といっても、このカラーリングの電車だということが分かるように俺が勝手に付けただけで、
本当の列車名は、ただの「やくも5号」だ。

言い方(書き方)が悪いが、俺は「スーパーやくも」にはなんの思い入れもないので、
この2時間後にやってくる国鉄色の「やくも9号」までの場所取りを兼ねての撮影の練習である。

約24秒の動画はこちら
 
 
このポイントは、目の前の国道に沿って張られている電線の処理(=アングルに入れない)の関係で、
長玉必須&こんなカッコでの撮影を強いられる(笑)。

俺は寝そべりはせず、この写真の上に写っている方々と同じような態勢で撮影した。
 
 
本命の国鉄色「やくも9号」。
ありゃりゃ、垂直のツラに陽が回らなかった…。

約29秒の動画はこちら

この電車を追っかけるようにヘリが飛んでいたのには腹が立ったよ…。
動画にも飛行音が入ってます。
 
 
このポイントの「引き」での作例は俺がネットで探した限り見当たらなかったので、
今回、別なカメラでわざと広角で撮影した動画もUPしておきますから、
みなさん参考になさってくださいね。

画像左側の、手前のガードレールのポールはもちろんわざと入れている。

クルマ(=俺のレンタカー)のところに電柱があり、伯備線の架線柱のビームのすぐ上に
重なるように電線が張られているのが分かるかな。

約21秒の動画はこちら
 
 
このポイントにある踏切は「かみかじばら」と読むようだ。

地元の方に取材したところ、この地は小字名で「鍛冶屋原(かじやばら)」といい、
この踏切は地元では「根妻(ねづま)」と呼んでいる、とのこと。

ネットでこの踏切を検索すると「上鍛"治"原」(にすいの「冶」ではなく、さんずいの「治」。)
がたくさんヒットするが、「かじ」で変換すると「鍛冶」と「鍛治」の両方が出てくるので、
よく確認しないまま、さんずいの方を選択してしまった可能性があるね。

また、「根妻踏切」でヒットする踏切も、ここのことだよ。
 
 
ネウクロの撮影の仕上げに貨物3084レ。

嬉しいことに国鉄色の1044号機が牽いてやって来た。
約49秒の動画はこちら
 
 
撮影が終わり、根雨で昼メシ。
 
 
カツカレー1,100円ナリ。

でっかくて、しかもかなりの厚さのカツが乗る(嬉)。
これでノーマルのカレーにプラス僅か300円。

「しっかり辛い」と謳っているだけあって、そこそこピリッと辛味が効いていて旨かった。
「そこそこ」といっても、辛いのがかなり平気な俺の感想であり、
辛味が苦手(自分でスパイスを加熱しているだけで汗が出てくるほど)な先輩は、
辛いな~と言っていた。
 
 
根雨から米子に戻り、米子駅の地下駐車場にクルマを停めて、
ちょいと松江を往復する。

重い器材と荷物はクルマに置いて軽い装備にしたら、こりゃラクだ(笑)。
クルマの便利さがよ~く分かるよ。

これから松江~米子を国鉄色の「やくも24号」に乗り(別途往復)、
鉄道唱歌のチャイムを流す車内放送を収録しようという企画。

この写真は米子駅の跨線橋にあった国鉄時代の案内。
ずっと残ってほしいな~。
 
 
あ~、あ~、あ~、ボク、駅員さんから何もらったの~?
ポストカードみたい。い~な~、い~な~。

ちょうど「やくも13号」に乗り込んで席に着いたときに、すぐ窓の外で駅員がこのボクにあげていた。

おいらにもおくれよ~。
あ、発車しちゃった…。
 
 
約23分で松江に着いた。

2023/03から「やくも」沿線のいくつかの駅では、
きっぷを持ち帰りたい場合、下車駅で乗車記念のスタンプを押してくれる。

各駅でデザインを変える工夫をしているのはいいが、
せっかくなんだからスタンプの押し方にも配慮してほしい。

この例のように、国鉄色の「やくも」をあしらった電化40周年バージョンのチケッターにモロに重なるように
乗車記念のスタンプを押すもんだから、台無しになっちゃうじゃんか。

業務多忙で、趣味で持ち帰りたい客にいちいちきちんと対応するのが難しいかもしれないが、
それでもちょっとの配慮と気遣いで客側の印象は大きく違うと思うのだよ。

なお、乗車記念スタンプ(黒い方)はまだ使い始めて間もないのでインクが濃く、スレやすいので保管に苦労した。
スタンプ下部の「乗車記念」の部分はしっかり出てないし…。
 
 
松江で、程なくやってくる国鉄色の「やくも24号」に乗って米子にトンボ帰りする。

録音には好都合な、スピーカーの真下の指定席が乗車直前にもかかわらず確保できてよかった。

鉄道唱歌のチャイムで始まる安来到着のアナウンスの約39秒の動画はこちら

なお、鉄道唱歌の部分は、乗務員が持っているタブレットに保存しいている音源か(未確認)。
そうだとしても、流してくれるだけで国鉄の雰囲気が増すのでありがたい。

今回は古いコンデジでの手持ち撮影なので、今後、ちゃんとフルHDで録画・録音したいな~。
 
 
米子に着いた「やくも24号」。
 
 
駅地下のPに戻り、それからレンタカーを返した。

レンタカーの営業所のすぐ近くに扇形庫があり、近くで撮影ができた。
このエリアは基本的には立ち入りできないので、レンタカーを借りた恩恵だね。
 
 
では、いよいよ「サンライズ出雲」に始発から乗るために、
わざわざ出雲市まで戻る(別途往復)。

途中、宍道湖の夕景が見えた。
写真右下にクルマが写ってしまっているが、トリミングせずそのままにした。
 
 
出雲市駅の「サンライズ出雲」の発車案内。
入線は発車の僅か5分前とのこと。

そんなに混んでる路線じゃないと思うので、
もうちょっと余裕を持って入線できないのかなぁ。
いろんな事情があるんだとは思うけど。
 
 
今宵の宿。

シングルの25番。
進行右側の2階という好物件(笑)。

ちなみに先輩はシングルデラックス。
「10時打ち」してもらい、2室希望のうち1室だけなんとか確保できた。

俺はシングルデラックスは経験しているので、今回は先輩にご利用いただく。
是非、お大尽を存分にご堪能いただきたい。
 
 
「サンライズ出雲」のカレチさんは、丁寧にチケッターしてくれた。

インクが乾くまで触らないのがなかなか大変だ。
 
 
昨日はホームで交換を収録した生山では、今日も国鉄色の「やくも25号」と交換する。
なんと俺の目の前が先頭車だった。

交換の様子の01分13秒の動画はこちら
 
 
個室内の照明を消すと真っ暗になり、寝台列車の雰囲気が楽しめる。

備中高梁発車時のアナウンスの約45秒の動画はこちら
動画の最後はトンネルに入っちゃってるよ。元々暗いからよく分かんないけど(笑)。

また、動画にはスパークの発生も記録されている。
この画像は、スパークして周辺が明るくなった瞬間をキャプチャーしたもの。
 
 
岡山で、先着していた「サンライズ瀬戸」に連結し、14両の長い編成になった。

岡山発車時のアナウンスの約03分09秒の動画はこちら
当然だが、アナウンス内の列車名に「サンライズ瀬戸」も加わった。

アナウンスが長いので、岡山の2駅先の高島を通過してもまだ続いていた。

「サンライズ」は実際の編成も列車名も駅などでの呼び方も、常に「瀬戸」の方が先なんだね。
 
 
呑んでへろへろくんになって眠いのに、
明石海峡大橋のライトアップが24時で消灯する瞬間を見たくて頑張って起きていた。

だけど、あれ? 主塔の照明は見えるけど、ワイヤーの照明は消えている(涙)。
帰宅後に確認したら、平日は23時が消灯のようだ。

そういやぁ、今日は飛び石連休の間だから、平日だ…。
せっかく起きてたのに~。

舞子を通過して俺のふるさと神戸に入ったところで沈没した。
 
 
【悔しいからおまけ】

2017/12/10の0時ちょうどに、
朝霧駅を通過しながら明石海峡大橋が消灯する様子が分かる約27秒の動画はこちら

シングルデラックスから対角魚眼レンズで撮影。
 
 
2023/03/21
ふと目が覚めたら浜松だった、というだけ。
 
 
大きめの駅でも、早朝の人気(ひとけ)のない静かな時間帯に着発する光景が体験できるのは、
寝台列車ならではだ。

熱海を発車する様子の約01分16秒の動画はこちら
 
 
熱海を発車したところでシャワーを浴びにきたら、早朝だというのに先客が2組3人いたので、ちょっと待った。

今回は"じっけんくん"で、シャワー止めずに使ってみたのだが、
備え付けのボディシャンプーを使って、手で(=タオルやスポンジを使わないで)全身を洗っても、
俺の場合は時間が十分に足りた。約5分で済んだことになる。

だから、時々シャワーを止めて(=残り時間を止めて)タオルやスポンジで洗うような使い方をしても、
男子なら足りると思うよ。でも、ヒトにもよるだろうから責任は持てないけどね。
女子はどうなのか知らん(笑)。

シャワーは「湯水が出るのが6分間」という制約があるだけで、シャワールーム自体の使用時間に制限はない。

このシャワールームを使うには「シャワーカード」330円ナリが必要なので、出雲市で乗車したときにGETしておいた。
カードは車内の自販機で買うのだが、たいていは始発駅の時点で売り切れる(客は自室に行く前にまずシャワーカードを買う。)から、
いつも自販機には長蛇の列ができる。1回の販売は、ある情報によると20枚らしい(未確認)。

今回もシャワーカードをGETしたのだが、念のために持ってきてあった別な機会に買って使っていなかったカードを使った。
 
 
明るくなってきた。

写真右下のコンビニは「ローソン西湘江之浦店」。
 
 
藤沢を通過し、デンカ大船工場のところで停車した。
そして、遅れる見込みの不吉なアナウンス…。

約37秒の動画はこちら
アナウンス冒頭のチャイムは、録画の開始が間に合わなかった。
 
 
約10分遅れで横浜に到着する。

案内放送は基本的に自動音声なのだが、
遅れの関係でカレチさんによるアナウンスは、ある意味貴重かも。

これも、アナウンス冒頭のチャイムは、録画の開始が間に合わなかった

約49秒の動画はこちら
 
 
約10分遅れのまま東京に07:19に着いた。

できれば、ここ東京駅で朝昼メシ用の駅弁を確保しておきたかったが、
とりあえずは新宿08:00発の「あずさ5号」に乗るため、
ちょっと急ぎで新宿へ向かうことにした。

まぁ、大丈夫だとは思うけどね。
 
 
東京07:25発の青梅行きの中央線快速に乗り、新宿に07:39に着いた。
これなら余裕で乗り継げる。よかった。
朝昼メシ用の駅弁も無事に確保したし。

これから、♬8時ちょうどのぉ~ あずさ号でぇ~
「春まだ浅い信濃路」の南小谷に向かうよ。

南小谷行きは、今や1日1本だけになってしまった。
そのうち大糸線乗り入れもやめてしまうような気がするのは俺だけか?
 
 
新宿発車時の様子とアナウンスの、ちょっと長い05分15秒の動画はこちら

古いコンデジでの手持ち撮影なので、動画としてはなんだかな~です。
 
 
これから約4時間も「あずさ5号」の乗るのでメシがなければ話にならない。
新宿駅のホームの駅弁屋でコイツらを確保しておいた。

「あずさ」に食堂車があれば、2食とも俺が大好きな食堂車で楽しめるのになぁ。
 
 
まずは朝メシ。

昔っからあるチキン弁当900円ナリ。
鷄空は思っていたよりも柔らかくて、なかなか旨かった。
冷めた鷄空ってパッサパサのが結構あるからね。

ケチャップライスはもうちょっと多くてもいいな~。
 
 
続いてサンドウヰッチ600円ナリ。

半分の3つだけ食す。
 
 
新幹線のコックさんが懐かしいね。

昔は食堂車といえば「旅のレストラン 日本食堂」だったよね。
 
 
朝メシを喰ったら強烈に眠くなって、気が付けば信州に入っていた。
よく寝たな~。

「あずさ5号」は松本でケツ3両を切り離し、9両で大糸線に入る。
松本発車時のちょっと長い約04分14秒の動画はこちら

古いコンデジでの手持ち撮影なので、動画としてはなんだかな~です。
 
 
信濃大町が近付き、高瀬川を渡る。

北アルプス連峰がきれいに見える。
中央が爺ヶ岳(2670m)、その右が鹿島槍ヶ岳(南峰2889m・北峰2842m)。
 
 
信濃大町を発車して、いよいよラストコースに差しかかる。

昼メシに、鶏めし980円ナリと朝のサンドウヰッチの残り3つを食す。
 
 
新宿から03時間59分で終点の南小谷に着いた。

ここですぐに連絡する糸魚川行きの単行DCに乗り換える。
 
 
大糸線の南小谷~糸魚川はバス転換が取り沙汰されている。

でも、この鈍行は立ち客が出るほどの混雑だった。
幸い俺と先輩はギリギリで座席を確保できたのでよかった。

この混みようは青春18きっぷの期間中ということもあるかもしれないとはいえ、
これまで455・413系急行を糸魚川周辺で撮影するのに併せ、この「大糸北線」も何度も撮影しているが、
青春18きっぷの期間ではなくてもそこそこの乗車率を保っているように思えた。

ただ、それはあくまでも平日以外のことである。
 
 
糸魚川に着き、ちょっと一息ついたところに、「急行2号」が到着した。

このページの冒頭からずぅ~~~~~っと【おまけ】だったのだが、
ここで本来の姿に戻る(笑)。

ヘッドマークが大型化(横長)しているね。

しかし、「ひめかわ」を作るなんてシブいですね~。
元々の列車は、上越新幹線が開業するまで走っていた、"どマイナー"な急行だった。

「レール&レンタカーきっぷ」の「連続2」の乗車券はここ糸魚川が着駅なので、
ここから先のトキ鉄は、前もってGETしておいた「ホリデーツアーパス」3,000円ナリを使う。
このきっぷでしなの鉄道との境界駅である妙高高原まで行ける。
  
  
ヘッドマークの取り付け部。

大型化したので、両側の「羽根」の部分も固定しているね。
 
 
「急行2号」の車内で「四五五神社」にお賽銭を入れたら(=寄付したら)、
「お札」的な物をくれた。

何気なく裏を見てみたら、なんと数日前までウロチョロしていたエリアの
ミニ周遊券の宣伝が印刷されていた。
もちろんこれは懐古的なものであり、今は「ミニ周遊券」は存在しない。

しかし、ここで「山口」や「津和野」の文字を見るとはな~。
 
 
直江津に着き、信州に帰る。

俺らが使っているトキ鉄の「ホリデーツアーパス」は特急の自由席にも乗れるので、
せっかくだから「しらゆき6号」に上越妙高まで乗る。
 
 
【おまけ】

上越高田から妙高高原へ出て、今回の旅のラストに乗るしなの鉄道の鈍行が、
ラッキーなことに115系! しかもなんと湘南色!

全くの偶然だが、まるでしな鉄がサプライズしてくれたみたいな感覚になる。

すばらしい締めくくりだね!
 
 
無事に長野に着き、バスはめんどーだったのでゼイタクにタクシーで帰宅したタイミングで、
呑み友が採ったばかりのふきッ玉を差し入れてくれた。

下拵えして天麩羅にしたら、春の苦みが口いっぱいに広がり、嬉しかった。
もちろん、これ全部をいっぺんに喰ったワケじゃないよ。
 
 
〆は「出雲そば」。

「ただいまの一杯」は、いつもなら長野駅の駅そばなのだが、今回は自宅で出雲そばだ。
2人前をあっという間に平らげちゃった。

ということで、楽しい楽しい乗り鉄旅だったよ~。

おしまい。
 
 

セカンドシーズンの