455・413系快速・急行:その44です。 

2022/11/08
【おまけ】

2018/01/31以来5年弱振りに日本で観測できる完全な(月出帯食でも月入帯食でもない)皆既月食。

月食中に雲が少し出る予報だった長野市周辺を避けて、
ずっと晴れ予報の麻績(おみ)村まで移動して撮影した。

この写真は、皆既後に赤銅色になったときのもの。
赤い色からブラッドムーンとも呼ばれる。

原版から960×720ピクセルでトリミングした。
月全体を画に収めるような縮小はせず、あえてそのままにしたよ。
色補正などは一切していません。

400mm f5.6 ISO6400 1/30秒
 
 
そして今回は、皆既月食中にさらに天王星食もある。
ネットやマスコミでは「442年振り」とされていたが、これは「惑星食」としてのもの。
この場合の「惑星」とは、みんなが憶えた「水金地火木土っ天ころりん」のこと。
442年前は土星食だったそうな。

天王星食としては、国立天文台によれば過去5000年は起きていないらしいので、
こっちの数字の方がアピール度が高いと思うのだが、なぜかほとんど採用されなかったね。

この写真は天王星が月に隠れる途中。
天王星は点のようにちっちゃいので僅か10秒ちょっとで月に隠れてしまった。

この写真も原版から縮小なしでトリミングした。

400mm f2.8 ISO6400 1/50秒
 
 
2022/11/12
さて、週末のお楽しみの撮影。
今回も先輩がご同行くださる。

先週はありつけなかった「う・そ自販機」の朝メシだが、今日はコインを受け付けてくれたので無事に買えた。
皆既月食のお月見をしたってことで、天ぷらうどん250円ナリも月見にしたよ(笑)。
 
 
若い家族も買いに来ていた。
子供も一緒だったが、最初に買ってクルマの中で喰っていた。
 
 
【おまけ】

「う・そ自販機」での朝メシが喰えてホッとして、
黒姫のすれ違いポイントから今日の撮影をスタート。

秋が深まり、紅葉を通り越して茶色が目立つ景色に変わってきている。

今日のすれ違いははまーまーだったね。
約24秒の動画はこちら
 
 
今日は快速の撮影後だけにしてその後は飯山市に移動するので、
移動にあまり時間がかからないようになるべく妙高高原駅寄りのポイントを選んだ。

妙高山が見事にきれいなので、上下快速は妙高山をバックに鉄橋と撮影することにした。
ここはこれまでも何回か来ているポイントだが、これだけ山がいい具合なのは初めてかな。

この画は、練習で撮影した2346Mを動画からキャプチャーしたもの。
「田島塗り」のET127系がいい雰囲気。
この電車は実は6連で、後ろにまだ「田島塗り」ではない4両つながっているのだが、
それらが分からないところでキャプチャーした。

「田島塗り」の雰囲気を保っておきたいので、動画はなしね。
 
 
上り快速がやってくるまでぼぉ~っと待っているのだが、
その間に、ぽつんとあったタンポポのわたぼうしをコンデジで撮影してみた。

全然崩れていなくて、とてもいい状態だった。
せいぜい地上15cm程度のコイツを逆光気味でバックに暗部を入れて撮影しようとしたら、
かなりかがみ込まなくてはいけなく、それだけで息が切れてしまった。

まったく情けないね。
 
 
妙高高原で折り返してきた下り快速。

上り快速も動画で撮影したのだが、ちょっと露出不足だったのと、
画に滝(コンクリだけど)が入っていなかったので、こっちをUPします。
PLフィルターも着けたので、さっきの田島塗りの時よりは妙高山がちょっとシャキッとしている?

約36秒の動画はこちら

ってことで、今回は基本的にこれでおしまい。
おヒマな方は以下の蕎麦三昧や長野電鉄木島線の廃線跡辿りの一部もド~ゾ。
 
 
妙高高原での快速の撮影後は、高速でサクッと飯山に移動し、蕎麦を喰う。

8月に群馬で行われた「第3回 日本そば文化学院 全国高校生そば打ち大会」と、
8月に東京で行われた「第12回 全国高校生そば打ち選手権大会」のともに団体戦で、
どちらも準優勝の長野吉田高校戸隠分校 と 優勝と敢闘賞の下高井農林高校
がコラボして、限定200食を500円で蕎麦を提供してくれるイベントがあるのだ。
 
 
俺ら2名はなんと1・2番!。

左は長野吉田高校戸隠分校のもの、右は下高井農林高校のもの。

出てきた蕎麦はどちらもヒジョーにレベルが高くて旨く、たいそう驚いた。
蕎麦処日本代表の信州として誇りに思う。

特に左の蕎麦は2mmに切ったということで、茹でてもこの太さだ。
蕎麦打ちを自分でやってみると痛いほど分かるが、細く切ることがどれほど難しいか!

自分ではよっぽど細く切ったつもりでも、いざ茹でてみたら細うどんぐらいの太さになっちまう(苦笑)。
昔の信州の一部の地域では、嫁が切る蕎麦が細いほど評価が高かったということもあったらしい。

左の蕎麦のつゆは独特の味わいがあった。
ホントはゆっくり原材料などを取材したかったのだが、
客が多い上にマスコミなどでワサワサしており、高校生も調理や慣れない接客で大変そうだったのでなにも聞けなかった。

ちなみに、薬味のネギは使わなかった。俺は元々蕎麦を喰うのに薬味は使わない。

ところで、この模様はこの日の夕方の地元のTVのニュースで放映されてしまい、
週明けは職場のいろんな人からツッコミがあったよ(笑)。

ど~でもい~けど、俺的には適度な太さがあり香り豊かな、挽きぐるみ~藪ぐらいの田舎そばが好みです。

善光寺や戸隠周辺で「そば」と称して蕎麦に似た商品を提供している一部の店には
高校生が打ったこの蕎麦を是非食してみていただきたい。
アンタらの店よりこっちのが間違いなくレベルが高いからね。

 
 
高校生の蕎麦に満足したら、自動的に蕎麦のハシゴに移行してしまい、
お次は飯山市の「しおいり」でせいろ750円ナリ。

ここの蕎麦は好きなんだが、今日はなぜか麺が"崩れて"いた。
といっても、せいろへの盛り付けが崩れていたのではなく、麺自体が整っていなかった、ということ。

いつもはもっと上品な仕上がりなんだけどね。
 
 
さらに続いて、もう麺が終わって店が閉まってんじゃないかと心配しながらやって来た中野市の「きたざわ」。

幸いまだ入れた。よかった。
 
 
ざるそば650円ナリ。

この値段でこの量でこの品質(品質は写真じゃ分かんないか。)!
独特な平打ち麺で、いつも期待を裏切らず旨い蕎麦を出してくれる。

ネギはもうちょっとまとめてほしかったけどね。

ハラ的にはまだ次の店に行けたのだが、
もう十分なレベルの蕎麦を喰って満足しているので、これで他店でロクでもないそばに当たって
高いレベルの満足から転げ落ちるのはイヤだよね、ってことになり、次の店に行くのはやめておいた。
 
 
旨い蕎麦を喰って満足したら、せっかく飯山・中野地区に来ているんだから、
JR飯山線か長野電鉄でも軽く撮影しようかということになったんだけど、
何を勘違いしたか、同じ長野電鉄でもちょうど20年前に廃止された
旧木島線(正確には河東(かとう)線)を辿ってしまったよ。

この写真は信濃安田駅のすぐ南にあったトンネル。
トンネルの上の飯綱神社の紅葉も入れてみました。

旧木島線を辿った模様は、このページではダイジェストにするね。
詳細版はこちら(まだです。)。
ただ、詳細といっても、あくまでも蕎麦っ喰いのついでにおまけでクルマでウロチョロしただけで、
本当に詳細なルポはネットに結構あるので、詳しく知りたい方はググってね。
 
 
四ヶ郷(しかごう)~赤岩間にある夜間瀬(よませ)川橋梁。

現役の長野線の信濃竹原~夜間瀬間にも夜間瀬川にかかる橋梁があり、
俺らは普段「よませばし」って呼んでるけど、この木島線の橋と「よませばし」が
同じ呼び名になっているブログなどもあり、俺らも普段気にしていないので、
正式にはどう呼ぶのか知らないよ。
 
 
中野北駅近くにある、その名も「社員食堂」。

周辺の工業団地の各社の社員食堂のような存在でありたい、
という願いからこの店名になったのだそうな。

おしまい。