31~40の


臨時「サンライズ出雲」・国鉄色「やくも」・「DLやまぐち号」
2022(令和04)年8月の、伯備線、山口行。
お盆期間にちょっと連休にできたので、クソ暑いことを覚悟した上で出かけてきたが、雨に祟られ、雨に翻弄された旅になった。

2022/08/10(厳密には08/11)
自宅を16:40に出て、
長野道~中央道~名神~中国道~岡山道と走り、
24:25に高梁S.A.に着いた。

途中は晩メシと給油で草津P.A.に寄っただけ。
あとは7時間45分ずっと走っていた。

1日の労働時間とほぼ同じぐらい運転し続けたわけだが、
アソビに出かけるときはなんの苦にもならないんだよね(笑)。

これからお盆にかけて、「サンライズ出雲」・国鉄色の381系「やくも」・「DLやまぐち号」を取材するよ。
 
 
がぁ~~~ん。

「サンライズ出雲」も「サンライズ出雲91号」も大雨の影響で遅れてるぞ~。

「サンライズ出雲91号」と国鉄色の「やくも8号」の交換を撮影しようと思って
木野山駅に来てみたら、駅の情報モニターにこの表示…。

さて、どうするかな。
 
 
最新の情報が何かあればと思い、備中高梁駅に来てみた。

しかし、この時間帯は駅員がいなかった…。
 
 
せっかくなので入場券を買ってひとまずホームに降りてみたら、
ちょうど「やくも2号」がドアを閉めて発車するところだった。

車掌さんは俺がこの列車に乗るものと思い、いったん閉めたドアをまた開けてくださった。
俺が両腕で「×」を出したら、ドアを閉めて発車していった。

写真に写っている車掌さんに謝った。車掌さんも「いえいえ」と言ってくれた。
どうも失礼しました。

この写真はコンデジで撮影。
 
 
とりあえず、大幅に遅れている「サンライズ出雲」を、
どこかで「駅撮り」しようと思って、適当に備中広瀬駅に来てみた。

1時間弱待ったところで上下線に鈍行が来た。
まずは、843Mを後追いで撮影してみた。
何ともとぼけた顔の改造車。

ビームの影がモロに写ってるし…。

この写真はコンデジで撮影。
 
 
次に、すぐ6846Mがやってきた。
タイミングによってはすれ違いが撮影できたかもしれないというほどだった。

こちらは、まっ黄っ黄の色以外は、普段からしなの鉄道で見慣れている115系。

この写真はコンデジで撮影。
 
 
約80分遅れて、ようやく「サンライズ出雲」が来た。

約33秒の動画はこちら
 
 
「サンライズ出雲91号」の遅れ時間を考えると、
国鉄色の「やくも8号」とは備中高梁駅辺りで、
すれ違い又は交換するかなと予測し、また備中高梁駅に向かう。

その途中に見つけた商店の店頭の表示。
税込価格「のほうが」ついているんだそうで(笑)。
 
 
備中高梁駅に来たら、ちょうど発車待ちをしていた1828M。
貴重なクハ111が付いているB編成。

この写真はコンデジで撮影。
 
 
よ~く見ると、車番がステッカーみたい。
 
 
駅の裏の道路沿いで、
結構長めの望遠レンズを付けたデジイチを持ったおか~ちゃんが子供と待機していたので
何か来るのかなと思っていたら、ホームにある「列車が通過する」の表示が出た。

全列車が停車するはずの備中高梁で「通過」?
ってこたぁ、貨物かっ。
と思っていたら、やっぱりコンテナ貨物がやってきた。

この後、備中高梁駅のホームからの撮影はいいアングルがなかったので諦め、
結局また備中広瀬駅に戻ることにした。

なにやってんだかマッタク…。
 
 
備中広瀬駅に着いたらほどなく、
約15分遅れの「サンライズ出雲91号」がやってきた。

列車自体は年に数回しか走らない「激レア」なのだが、
見た目は普段の「サンライズ」と全く変わらない。

以前の、明るい時間帯の宍道湖と撮影、というような状況であれば
あ、臨時の92号だな、なんて分かるんだけどね…。

約36秒の動画はこちら

駅に着いてからあまり余裕がなかったので、
ちょっともたもたしていたら撮影し損ねるところだった。
 
 
「サンライズ出雲91号」の7分後に、定刻でやってきた国鉄色の「やくも8号」。
おお~、ネットでは見ていたが、このカラーの381系が実際に見られるとは(嬉)。

約32秒の動画はこちら

あわよくばすれ違いが撮影できるかと思って構えていたアングルのままだったので、
後追いの動画だよ。

さてこれで、沿線をロケハンしながら移動しつつ、
この「やくも8号」が岡山で折り返してくる「やくも9号」をどこかで撮影しよう。
 
 
備中川面駅付近をロケハンしながら走っていたら、
カーブした橋を渡ってくる列車が撮影できる超有名ポイントの踏切に
テツが何人かいてカメラを構えていた。

そこで、急遽俺も仲間に入れてもらってセッティングをし終えたところで、
「やくも10号」が通過していった。

約25秒の動画はこちら

俺の他にも慌ててやってきたテツがいたので、
先に陣取っていたテツは「結構ギリギリになって来るなぁ」とつぶやいていた。

ちなみに俺に関しては、この列車を狙っていて慌てて来たわけではなく、たまたまだったんだけどね。
だから「儲けもん」みたいな撮影だったよ。
 
 
さっきの橋の対岸側のS字カーブを撮影ポイントの候補の1つにしていて、
実際に来てみたらなかなかよかったので「やくも9号」はここで撮影することにした。

動画ではちょうどカーブの奥にテツが映っているが、ご愛敬ということで。
※この画は動画からのキャプチャーで、そのテツは電車に隠れてます。

約32秒の動画はこちら
 
 
別なアングルでの約35秒の動画はこちら

伯備線沿線での撮影はこれでいったん終わりにして、
山口線沿線に転戦するよ(簡単に"転戦"と言えるような距離じゃないけど…。)。
 
 
中国道の新見I.C.から中国道で唯一島根県にある六日市I.C.まで約180kmを走り、
国道187号で津和野に向かう途中で見つけたシブいバス停。

待合室は屋根が抜け、草むしてますゼ。
 
 
津和野に着いた。

テツとしては今日はもうやることがないのだが、
ヒトとしては温泉に入って日本海の海の幸に舌鼓を打ちながら呑みたいので、
「キヌヤ」津和野店でお買い物。
 
 
安くなってる刺身などをGETして、温泉がある道の駅に来た。
 
 
今日はここで車ンプ(クルマの中でのキャンプ:俺命名)&車宿(車中泊:俺命名)するゾ。
 
 
610円ナリの温泉に入ってホヘッとしたら、
冷たいヤツでキュ~~~っといきたいね。

さぁ、車ンプの始まりだぁ。
 
 
刺身の他、俺の大好きな「赤てん」もあったので当然GET。
写真のスティックタイプの他、定番の平べったいのもGETしたよ。
 
 
俺は、味がしつこいから牛肉は普段買わないんだけど、
何となく買ってしまった益田の牛肉も焼いちゃえ。

ミル付きの塩と胡椒は"水屋セット"として持ってきたもの。

酒は、持って来た焼酎甲類を新潟県妙高高原の湧き水で割り、そこに有機レモン果汁を垂らす
という、俺定番のパターンに変わっている。

ちなみにカップはペットボトルを切ったヤツ。
 
 
車内で焼肉だ。
スティックの赤てんも一緒に焼いちゃう。

なお、火加減は超とろ火だよ。
それでも十分調理できる。

クルマん中での焼肉ったって、煙ワンサカになんかならないのだ。
もちろんクルマの窓は開けて換気はしているよ。
 
 
これは憶えていなかったのだが、
翌日になってコンデジの画像を確認したら出てきて、びっくらこいたもの。

〆にうどんを喰っていた…。
鍋で茹でて、昆布ぽん酢に漬けて喰ったと思われる(喰いガラから判断。)。
 
 
2022/08/12
 
さて朝になり、津和野~徳佐間の山口線を軽くロケハンする。

写真は、道沿いの田んぼの中にあった、今にも崩れそうな作業小屋(?)。

コンデジでテキトーに撮影しただけで色補正などは全くしていないけど、
いい緑だね。
 
 
うろちょろしながら県境を越えて山口県に入り、徳佐駅に来た。
 
 
明日乗る上りの「DLやまぐち号」で山口に行った帰りの乗車券と自由席特急券を確保した。
指定席はシステム上取れなかったので、空いていたら山口駅で変更しようと思う。

ど~でもい~けど、俺は「SLやまぐち号」を撮影し、乗るつもりで今回の計画を立てたのだが、
計画が仕上がった後の指定券をGETする段になってお盆期間中は"DL"で運転することを知って、
テンションがガックシ落ちてしまった(その後9月もDLになるとアナウンスされた。)。
 
  
有名な徳佐のS字カーブで下りの「DLやまぐち号」を狙う。
待機中にやってきた2544D。

俺の大好きなキハ40の単行だ。
城端線や氷見線でも見るね。
少しでも長く活躍してほしい。

ピーカンで太陽が熱い。
しかし、このあと…。
 
 
一天にわかにかき曇り、強い雨になった。

さっきの2544Dから「DLやまぐち号」が来るまで
たった20分弱しかないのに、こんな天気になっちゃった…。

カメラは慌てて取り込んだから難を逃れたが、
場所取りのために置きっぱの三脚はズブ濡れだ。
 
 
それでも「DLやまぐち号」が徳佐駅を発車する頃には雨はスッと止み
なんとか撮影ができたんでよかったよ。

線路の両側に田んぼを入れた、約37秒の動画はこちら
 
 
津和野に移動し、上りの撮影に備える。
陽が陰っているのがちょっと残念だが、雨が降っていないだけいいか。

約39秒の動画はこちら
 
 
ちょっと望遠にしたアングルでの
約38秒の動画はこちら
 
 
今日の撮影が終わり、また「キヌヤ」さんで買い物をして、
道の駅に停めたクルマん中で動画編集や画像の整理をしてから温泉に入り、
そして楽しい車ンプ&車宿。

昨日とほぼ同じ行動パターンだが、〆に喰ったのがうどんじゃなくそばで、
それをちゃんと憶えていたのが昨日と違うところ(笑)。
 
 
2022/08/13
おはよーございました。

朝はのんびりと起きて、06:30からのラジオ体操は蒸し暑いから聴くだけにして(やれよ。)、
ウオーミングアップで、鈍行を撮影。

約18秒の動画はこちら
 
 
津和野からまた徳佐に移動し、下りの「DLやまぐち号」を待つ。

その間に2541Dで練習する。
約19秒の動画はこちら

お日様サンサンで一層暑くなってきた。
 
 
「DLやまぐち号」のちょっと前に通る2544D。

稲穂が茶色くなり始めた田んぼの中をのんびり走る。
イネは成長が早いね。

昨日はこの後雨になったが、今日は大丈夫かな…。
 
 
 なんて思っていたらおいおいまた当たってきたゾ。
昨日も今日も、なんでこのタイミングなんだよ~。

まずいな~、今日のカメラは、三脚に据えた動画用2台と、手持ちのスチール用1台の3台体制だぞ。

そんなことを考えてるうちに一気に雨足が強くなった。
やべーやべー。
こんな記録写真を撮ってる場合じゃない。

とにかく傘とタオルを持ってクルマからカメラのセッティング場所まで走って行った。
 
 
ぎゃ~、一気に豪雨になった!
昨日よりよっぽどひどいぞ。

昨日は「DLやまぐち号」が来る前に止んだが、今日は列車が来る時も強いままだ。

俺は傘で三脚の動画用カメラをかばっていたため、
手持ち用のデジイチは地面に置いたままで濡れるに任せるほかなかった
(一応カラダを地面のカメラの真上に寄せて少しでも雨粒を避けようとしていたが、あまり意味がなかった。)。

そんな中「DLやまぐち号」がやってきた。
あまりの豪雨のため、徳佐駅発車時の汽笛が雨音で聞こえず(鳴らしたと思うが。)、
カメラの養生に気を取られていたら、もうアングルに入ってきてしまっていた。

慌てて録画した約36秒の動画はこちら
 
 
ちょっと引いた別なアングルでの約32秒の動画はこちら

録画終了のタイミングを間違ってしまい、客車がアンクルから消える前に終わらせてしまった…。
それだけ取り乱していたということ。
 
 
土砂降りでしかも風が強い中では、撮影終了後も3台のカメラを片すことができず、
俺は雨が止むまでの約20分間動けず、首から下がびしょ濡れになっていた。

他のテツはわたわたとカメラ機材を片し、とっとと去って行った。
カメラが1台なら俺だってなんとかそうすることができたが…。

雨が止んだら、とにかくカメラを三脚から外してタオルで拭いて、次に三脚を拭いて、
最後に俺が服を着替えて、やっと落ち着いた。
着替えをたくさん持って来ていてよかった。

心配なのは、傘で養生していたとはいえそこそこ濡れてしまった三脚に据えていた動画用のメインのデジイチ2台だ。
クルマのエアコンを風量を最強にして湿度を低く保つことを心がけた(温度はぬるめ。)。

ちなみに、地面に置いていて濡れるに任せていた手持ち用のデジイチは
元々ジャンクのようなものなので、壊れてもそれほど支障はなかったが、
後日恐る恐る電源を入れたら、一応稼動した。
 
 
上りの[DLやまぐち号」に乗るために津和野に移動した。

発車まで2時間ほどあるので、これまでも買い物している「キヌヤ」の片隅にあるコインランドリーの乾燥機で
濡れた服やタオルを、12分100円×2回で乾燥させた。
「乾燥機 時間延長」とアピールしている。元は10分100円だったみたい。

俺は、計4分長く乾かせた勘定になる。
乾燥できただけでも気分が随分違うね。
 
 
服などの乾燥が終わり、津和野駅前の駐車場に車を停めて、津和野駅に来た。
駅前にデンッとD51が置いてあるんだね。

さあ「DLやまぐち号」に乗るよ~。
 
 
駅の待合室や改札口周辺は結構な人がいたよ。

改札は無人(無人化されてまだ10日ほど)だったので
さっさと駅構内に入って跨線橋を渡ったら、
転車台にスタンバっているDD51が見えた。
 
 
初めて間近で見る、新・旧型客車(笑)。

と、ここで衝撃の構内アナウンスがあった。
つまり、さっきの大雨で山口線は運転を見合わせており、
運転再開は早くても17時以降になる
って。

だから待合室などにあんなにたくさんのヒトがいたんだ。

さて、それなら「DLやまぐち号」と特急「スーパーおき6号」で山口を往復してたら、
津和野に戻ってくるのが一体何時になるか分からないので、
やむなく乗車をやめることにした。

では、払い戻しを受けようと考えたが、ここ津和野駅では扱っていない。
昨日きっぷを買った徳佐駅ももう営業時間が終わっている。

どうすっかな~。

ま、今はひとまず客車を観察するか…。
 
 
こっちは新山口方の1号車のグリーン車。
 
 
2号車のスハ35の床下には発電機が付いていてやかましい。
何となく12・14系を思い起こさせる。

「旧客」には合わないな~。
 
 
 
スハ35の床下の発電機の音がいくらか分かる、
約19秒の動画はこちら

コンデジで撮影したので640×480ピクセルだけど…。
 
 
新潟トランシスで作ってるなら、
地元の「ばんえつ物語号」や「ぐんま」用にも作っておけば、
現在の客車にプラスしてバリエーションが増えると思うンだけどね。
 
  
俺が乗るはずだった4号車(涙)。
 
 
このフォント、やっぱいいね。
 
 
津和野駅の外に出て、高性能コンデジの1000mm相当で撮影。
手持ちなのでブレている。
 
 
1枚上の写真の反対側。ヘッドマークが違う。

転車台のすぐ脇までクルマで行けるのが、何となく台湾的でおおらかな感じがする。
 
 
 ヘッドマーク部分をトリミングした。

元々800万画素の写真なので、拡大しない原版のままの大きさだとこれが限界。
帰宅後の今から考えればヘッドマークを単独で撮影しておけばよかったかとも思うが、このときは、

・「DLやまぐち号」に乗れなくなったので、きっぷの払い戻しを含め今日はこの先どうしようか
・雨上がりに陽が射してメチャクチャ蒸し暑く、早く撮影を終えて涼しいクルマに戻りたい
・そもそも俺はヘッドマークに対して大して興味・関心がない(ヘッドマーク不要派)

といったことを考えながらだったので、撮影がてきとーだったんだね。
 
 
今日中に伯備線沿線に向かっておきたいので、
きっぷの払い戻しを兼ねて益田に行ってみようと思う。

国道9号を左巻きじゃ。
 
 
国道9号を順調に走り、益田市に入った。

すると進行右側にコインスナック的な店があり、
「うどん そば らーめん」かぁ 『う・そ自販機』(うどん・そばの自販機。)でもあればな~…
っと思った瞬間、見慣れた自販機の姿が目に飛び込んできたので、
いったん通り過ぎたものの慌てて戻ってきた!

「う・そ自販機」ファンの俺としては見逃すわけにはいかない。
「う・そ自販機」は生きているんだろうか。

※テツとは関係ないけど、この先この自販機関係の写真がちょっと続きます。
 
 
この個体もかなり疲れているが、「故障」などの表示はないし
「肉うどん」の「売り切れ」ランプが点いていることから生きていると判断した。
 
 
「ぶら下げ七味」もある。
秋田の「う・そ自販機」みたいだね。
 
 
ゴミ箱に丼の山。
まさかこのまま捨てちゃうんじゃないでしょうね。

バブルの頃なら使い捨ての店もあって、「もったいながり」の俺は丼を持って帰ってきていた。
今でも現役の食器として自宅で活躍してるよ。
 
 
今回はデラックスうどんの一択。
おカネを入れたら、壊れていると思っていたランプが点いてくれた。
 
 
カウントダウンの表示はニキシー管ではなかったが、稼動しなかった。
 
 
できたよ~。
多分25秒だったんだと思う(笑)。

できあがりの「チ~ン」音は、なし。

丼の外にくっついているネギがステキ。
 
 
デラックスうどん350円ナリ。

あぶらげ・かまぼこ2枚・牛肉…う~ん確かに「デラックス」だ。
つゆをかんましても色が濃くならないのが「関西的」だね。
 
 
ひと口食した瞬間柑橘系を感じた。

ゆず片らしきものが確認できた。
工夫してるね~。
 
 
思いがけない「う・そ自販機」のうどんに満足してまた走り始めたら、
すぐにまた「う・そ自販機」のある店を見つけた。

今度は3台もある!
なんだ、この店は。
後で調べてみたら、俺が寄った方は「支店」で、こっちが「本店」のようだった。

さっきのデラックスうどんでちょうど小銭を使い切っちゃったもんで、
こっちの本店では何も喰わなかった。

飲み物の自販機で何かを買って「両替」するテもあるのだが、
小銭を作ってしまうと各自販機で「ハシゴ」してしまいそうなので、
この先ちょっと長く走ることから眠くなりそうなのでヤメといた。

また山口線の取材に来たついでに、ここへも来てみたい。
 
 
益田駅に着いた。
昭和の香りがするいい雰囲気の駅舎だね。
 
 
運転見合わせを知らせるホワイトボード。

このボードには書かれていないが、俺が山口~津和野で乗る予定だった
「スーパーおき6号」も山口線内が運転取りやめになっていた。

きっぷは、運転見合わせによる旅行の取りやめで、無事に全額払い戻ししてもらった。
 
 
益田から、国道9号(一部無料の山陰道)~浜田道~中国道と走り、
約4時間半かかって伯備線の新見駅に着いた。

距離にすると200kmちょっとなので、いつも走っている長野~新潟とほぼ同じなのだが、
走り慣れていない道ということもあってか、遠く感じたな~。

新見もめっちゃくちゃに蒸し暑い。
「サンライズ出雲」の撮影をしようとクルマからカメラを取り出したら一気に結露した。

曇りがなかなか取れず、列車の到着時刻が迫ってきているので焦ったが、
何とか結露が取れてよかった。

この写真は、まだ少し結露したままのコンデジで撮影。
 
 
「サンライズ出雲」の前に「やくも27号」で練習。
右の貨物は「やくも27号」と「サンライズ出雲」の待避で停まっている。

夜の田舎(失礼)の駅を静かに発車していく約40秒の動画はこちら
 
 
定刻より10分ちょっと遅れて「サンライズ出雲」東京行きが到着した。

貨物と一緒に発車する模様の約37秒の動画はこちら
 
 
新見駅での撮影後、明日の「やくも」の撮影に備えて北上し、
岡山県日南町の生山(しょうやま)駅近くにある道の駅「にちなん日野川の郷」を
今日の車宿地に選定した。
 
 
新見市内のスーパーで投げ売りされていたお惣菜たち。
もちろん、晩メシでこれら全てを喰うわけではない。

呑みながらつまみ、いい気持ちになって沈没した。
 
 
2022/08/14
朝になり、下りの「サンライズ出雲」と国鉄色の「やくも8号」が交換する
江尾(えび)駅に向かう。

昨日の夜は台風が伊豆から関東にかけて通過したので、
大雨によるダイヤへの影響を心配したのだが、
今朝の運行情報では、特に遅れは出ていないみたいだ。

この写真は江尾駅に向かう途中で国道が伯備線を越える地点でのもの。
なかなかいいポイントかなと思って、クルマを国道の路肩に停めたのだが、
お盆中の日曜日の朝だからできたんだと思う。

こういうアングルはグーグルのストリートビューでの"ロケハン"では分からないことがほとんどなので、
やはり現地でロケハンするアドバンテージはあるね。
 
 
江尾駅に着いた。
テツらしきヤツは一応いなさそうだ。

駅横の町営(?)の駐車場にクルマを停めるときは、停める場所に注意する。
停められる区画が決まっているからね。
 
 
江尾駅に貼ってあった情報。

国鉄色じゃない日もあるんだね。
このことを知らないで遠くから来たらガックシくるな~。
 
 
江尾駅のホームに入った。

ほどなく825Mが到着した。
遠目には103系みたいだ。
 
 
8時半を過ぎて「やくも8号」と「サンライズ出雲」が交換した。
「サンライズ出雲」は定刻だったのでよかった。

両方の電車が発車する約01分09秒の動画はこちら

これで、今回の大きな課題の1つがクリアできた。

交換時刻直前になってテツが1人やってきたが、
持っていたキヤノンのデジイチのシャッター音が静かだったので
動画撮影には影響がなかった。
静音モードにしてくれていた?

また、駅外の場所では何人か撮影していたみたい。
交換後にテツが駅にちらほらやってきていた。

※交換時刻近くになって警察官が1人来て俺にも挨拶しくれて、
その後は発車まで見届けていた。
以前、何かトラブルでもあったのか?
 
 
どうやら9月から取り壊されるらしい待合室。

いい雰囲気なので、同じ物をまた建ててほしい。
似たようなことを、豊岡市の「俺のバス停」でも思ったっけ(笑)。
 
 
さっきの「やくも8号」が岡山で折り返してくる「やくも9号」を狙うポイントに、
通過時刻の約3時間前に着いた。

ネットである程度"ロケハン"したとはいえ、伯備線沿線の撮影ポイントには詳しくないので、
あちこち動き回って迷いまくるよりは、ここで撮影することに決めた。

もう置き三脚もしたぞ。

この写真は、ここに到着後すぐ、三脚を立てる前に通過した「やくも3号」を
コンデジで撮影したもの。ノートリミングだ。

シャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでほんの少しのタイムラグがあるので、
先頭車がちょっと右寄りの位置になってしまった(苦笑)。

このコンデジの場合は気持ち早めにシャッターを切るべきなのは分かってるのに、
まぁ、ついでに撮影しただけだからいいのだ。
 
 
「やくも3号」から約1時間後の「やくも5号」。

シラサギ(列車じゃないよ)がいいアクセントになったが、
アングルがちょっと下寄りだったので、次で修正しみよう。

約01分06秒の動画はこちら
 
 
「やくも5号」から約1時間後の「やくも7号」。
雨になってしまった。

アングルはまだ低いかね。

約01分08秒の動画はこちら
 
 
「やくも7号」から約1時間後、いよいよ真打ちの「やくも9号」。

ギリで雨が上がった。
アングルもま~い~か。

今回の取材の〆にバッチリだね。
終わりよければ全てよしぢゃ(むりやり自分を納得させる。)。

約01分02秒の動画はこちら
 
 
「やくも9号」の撮影後は、すぐには移動せずにそのままクルマん中で昼メシ。
鷄空をおかずに食パンをむしゃむしゃ喰った。

ウクライナ問題前はコンビニ弁当をよく食していたのだが、
最近はハッキリと値段が上がってしまったので、
昔から好きだった鷄空&食パンの組み合わせに回帰している。

このコンビなら、スーパーでまだ安く買えるのだ。

昼メシを喰ったら米子道江府(こうふ)I.C.近くの道の駅「奥大山」で
職場のみんななどにおみやを買い込む。
 
 
当初の予定では、伯備線でもう1日取材をするつもりだったのだが、
天気が悪いし、湿度がかなり高くてグッタリしちゃったので、もう帰ることにした。

道の駅「奥大山」のすぐ近くの米子道江府I.C.から高速に乗り、
米子道~中国道~新名神~京滋バイパス~新名神~名古屋高速~中央道~長野道で
一気に信州まで帰る。

この写真は、中国道から新名神に分岐する神戸ジャンクション。
 
 
米子道の蒜山(ひるぜん)S.A.で給油してから無休憩で走り続けたが、
530kmを走った辺りで燃料が結構キワドくなってきたので、
辰野のP.A.に寄って給油する。
 
 
給油といっても、しばらく使っていなかった
非常用に積んである5ℓの携行缶のガソリンをたまには使おうということ。

あんまし長いこと保管しておくとそのうち水になっちゃうかもしれないもんね
(んなわきゃね~だろ!)。
 
 
5ℓ入れただけで、メーターがこんなに上がった。
 
 
 伯備線沿線から約8時間半、給油以外は無休憩で帰信した。

今回の走行距離は2000kmを超えたよ。
12万km以上走っているミラちゃんが頑張ってくれた。

今回の取材結果は必ずしも満足のいくものではなかったので、
国鉄色の381系が走っているうちに「SLやまぐち号」とセットにして、
また取材に行きたいと思っている。

今回はこれでおしまいなのだ。
 
 

31~40の