2021(令和03)年08月の、鋸南(安房勝山)でのダイビング。
| 2021/08/27 |
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| TOKYO2020の関係で、卓球会場である東京体育館でシゴトをしている。 オリンピックのときもそうだったけど、パラリンピックの今回も屋内シゴトなのに、暑い。 何でこんな時期にオリンピック・パラリンピックを設定したんだ、ったく…。 1964(昭和39)年は秋の開催だったでしょうが。 こんなに暑いとやってらんないよ。 こうも暑いと"水浴び"したくなる。ってことで、休みの明日は楽しいダイビングだ! ってぇことで、遅番のシゴトがやっと終わったよっ! 東京体育館はライトアップされている。 消灯⇒赤⇒青⇒緑⇒消灯の順に色が変わる。 明日は初めて房総で潜るんだ。お天気はバッチシ晴れそう! いいぞ~ガンッガン暑くなれよ~(ほんの今まで暑さにモンク言ってだろッ!)。 |
| 2021/08/28 |
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| 04:29に起きて、宿の直近のJR総武本線馬喰町(ばくろちょう)駅から朝二の総武快速に乗り、 木更津で内房線の鈍行に乗り継いで、8時前に安房勝山駅に着いた。 迎えに来てくれていたクルマに乗り、数分で今回お世話になる「かっちゃまダイビングサービス」に到着~。 なかなかの大店だ。 「かっちゃま」は、かつやまのこと。地元ではこう呼ぶらしい。 長岡を「なごーか」、静岡を「しぞーか」というようなもんか。 |
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| 受付とセッティングを終え、出港時刻まで店のベンチでぼぉ~っと待つ。 今回はシゴトで上京のため、信州から持ってくる器材は最小限にとどめた。 大きいモノはレギュレターの一式のみぐらいで、あとはレンタルする。 早朝は心配になるほど曇っていたが、晴れてきた。よかった。 ここのベンチの上には屋根があるので、直射日光は避けられる。 写真に写っている1BOXカーの向こうに見えるのが無人島の「浮島(うきしま)」。 ダイビングポイントはこの島の周辺だ。 |
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| 1本目に出発~! ポイントが近いので、船上でもうタンクまで背負っておく。 今日はゲストで満員だ。 お店の予約状況のカレンダーでは、ちょっと前までは今日も「満」だったのだが、 キャンセルが出たとのことで、俺がそこに滑り込んだ。 もし今日がダメだったら明日にするつもりだったのだが、 ダイビングの翌日も休みの方がいいから、できれば今日潜りたかったのだ。 写真は、ピントが船べりに合っちゃってますね…。 |
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| すぐに浮島が近付いてきた。 無人島だけど建物がある。 お祭をする関係かな(未確認)。 |
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| いざENしてみると、げげげ。 バスクリンかい!っていう色の世界が広がった。 透視度はせいぜい3~4mってとこ。 流れも多少ある。 海況のよくないときの日本海の親不知と同じような感じだな、こりゃ。 水温は25℃ぐらい。 |
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| オーナーガイドの魚地さんが指さしているのは、ちっこいクロマルケボリ。 今回は定規を持ってきていないので、 大きさが分かりやすいようにオーナーさんの指先を入れて撮影した。 ちなみに、今回の撮影機材はいつもとは違い、 Canon IXY DIGITAL 910IS 2008年製 800万画素 を使っている。 使い慣れないカメラのため、満足のいく撮影はサッパリできなかったが、 まあ、本来はシゴトで来ているんだから、 ハウジングを含めても容積のかなり小さいこのカメラにせざるを得なかった。 |
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| きれいに「咲いて」いたオノミチキサンゴ。 新潟の親不知でも見られるけど、こんなにきれいな個体はあまり見ないな。 |
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| ウスアカイソギンチャク。 なんとも妖艶なお姿。 |
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| 鮮やかなタイガースカラーのトラフケブリ。 左の個体は外套膜を貝殻の頂上まで出している。 右の個体はまだ途中まで。 もっと真横から撮ればよかったな。 |
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| うぉぉぉぉぉ~っ! 俺が大好きなミナミハコフグ(yg)じゃね~かっ! この個体で1cmほど。 オーナーさんによれば、これでも大きくなっちゃった方だ、とのこと。 あ~、いつものカメラならもっとうまく撮れるのに…。 |
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| ウツボ |
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| 沖縄でもお馴染みのミツボシクロスズメダイ(yg)。 |
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| カザリイソギンチャクエビ 目と目と間に白い線があるのが、 おもしろいデザインだね。 |
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| 1本目が終わってお店に戻ってきたら、 俺が海底で貝拾いをしているのを見て、 オーナーさんが拾ってきたビワガイをくださった。 オーナーさんも貝拾いが好きとのこと。 どうもありがとうございます。 |
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| 2本目の出港まで、ぐで~っと待つ。 暑くなってきたぞぉ。 次の日に気象庁の公式サイトで調べたら、近くの館山で最高気温が34.1℃だった。 |
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| タコガイ(オーナーさん談。 カイダコ? アオイガイ?)の殻を見せていただいた。 この殻の中に貧弱なタコ(笑)が入っているそうで、 漁船の網にかかったのを漁師さんからもらってイカしておいても、 せいぜい2日程度が限界だそうだ。 タコが死んだら食したそうな。 カイダコやアオイガイについては、詳しくはネットでググってね。 |
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| さ、2本目だぞ~。 浮島の南から回り込み、島の西に向かう。 島の左端にパラソルを差した釣り人が写っているが、あっついだろうな~。 そういえば、船外機を付けた簡単なゴムボートで釣りをしている人を結構見たが、 この辺ではそういうスタイルがあるんだね。 |
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| オオモンカエルアンコウ。 手前の物体はどうにも避けられず。 |
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| イタチウオ。 初めて見た。 目にピントが合っていない…。 |
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| -19.4mで見つけたメダカラ。 Cクラスだったが、一応確保してきた。 |
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| 赤いコケギンポ。 |
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| カサゴ。 親不知にもいっぱいいるよね。 この写真は、目にピントを合わせられた。 さっきのイタチウオもこんな感じで撮れればよかった…。 |
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| ウミウシカクレエビ。 ウミウシじゃなく、 ナマコにカクレていた。 |
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| メダカラの生貝。 ちょっと離れたところにいたオーナーさんがわざわざ俺に渡しに来てくれた。 写真撮れよ、というジャスチャーをした(スレートは使っていないので)。 見方を変えると"持って帰るなよ"ってことなんだろうと思う。 持って帰りたかったが、ちゃんと置いてきました(笑)。 ちなみにこちらはおケツ側。 |
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| 写真右の、マンガのタコの口のような水管がぴょこっと出てる方が頭側。 間違える人が多いが、タカラガイの仲間は、貝殻が細い方がアタマだからね。 この写真でも、右に赤い触覚が出てるでしょ。 この個体は当然右に移動しているんだが、これが意外と速い。 ウミウシ類よりは速い気がする。 ウミウシだと撮りたい向きに置いたらしばらくはそのままで、 そのうちのそ~っと動き始めるけど、 タカラガイは置いてすぐ向きを変えたりしてつつつ~っと動き始めるから 撮影が結構難しかったりするんだよね。 コイツを動画で撮ればよかったな、アトで気付きました。 写真のピントが甘いのはご勘弁。 トリミング(原版からの切り出し。)はしてるけど、拡大はしてないよ。 |
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| 「そんなに動くなよ~」とツマミ上げたら、 今度は外套膜をスルッと引っ込めてしまった。 貝殻はつやつやツルピカで、収集家としては嬉しくなる。 持って帰りてぇ~。 |
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| モンダルマガレイ。 ホントに擬態がうますぎて、最初はどこにいるか分かんなかった。 動かなきゃ俺に見つからなかったのに。 写真じゃ分かりづらいと思うので、約13秒の動画はこちら。 |
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| -16.9mのタカラガイ。 貝殻が白いので、表面がすっかりザラザラになっていると思って触ってみたら、 意外にもつるつる感がグローブ越しに伝わってきたので、念のために確保してきた。 貝殻が乾いてから観察してみたら、口部以外には白色の上にエナメルがあった。 ってことは、貝殻の色がそもそも白い種類か? Bクラス程度の個体だった。 名前は今後確認する。 |
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| さて、ダイビングが終わり、ハラが減りまくっている。 お店のすぐ隣に漁協直営の「なぶら」という食堂があり、 お店を通して注文する「ダイバー御膳」1,200円ナリがあるというので、楽しみにしていたのだ。 基本的には、写真中央の部分はその日獲れた魚を使うそうで、今日はゴマサバの味噌煮だった。 これが、で~か~いで~か~い! ご飯茶碗と比べてみてよ。 そして、味噌煮なのにしょっぱくなくて、旨い旨い。 その他にも、デカいマアジフリャー、デカいイカのメンチ(ボールみたい)、マアジ刺し、タチウオ刺しなどが付いている。 こりゃかなりのボリュームだよ。 おかずが多いからコメが足りなくなっちゃって、単品で頼もうかと思ったのだが、グッとこらえた(ちょっと後悔。)。 |
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| お店では、サービスでかき氷を出してくれる。 シロップも数種類あり、今回はグレープを選んでみた。 グレープってあんまり見ないよね。 他のダイバーさんには、杏仁豆腐味が人気だった。 俺はギッチョ(自分で言うならいいだろ。)なので、 スプーンの置き方は、こう。 |
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| お店のネコ「ヤマト」。"クロネコ"だから。 バンザイして寝てる(爆)。 こういう寝かたは、故赤塚不二夫さんとこの「菊千代」もしていたね。 でもさ、お店の入口のマットの上でこうしてると、 そのうち「ねこふんじゃった」になるぞ~(笑)。 ネコの短足さがよくわかるぅ。 |
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| 楽しかったダイビングが終わり、安房勝山駅に送ってもらった。 この駅は1年半ほど前までは駅員がいたが、現在は無人駅。 ここから鈍行に乗り、君津で逗子行きの総武快速に乗り換えて馬喰町に帰る。 約2時間ちょっとかかる…。 君津からの電車ではちょっとだけゼイタクして、ロザ(グリーン車)の2階席に乗ったのだが、 途中から乗ってくる客どものビイル率の高いこと! 土曜の夕方の東京方面ってことが関係してるのか? それとも、グリーン車に乗る「レベル」のヤツらって、こうなのかな。 中には、 ●声が大きくなってきた、ゴルフ帰りと思われるいいトシのジジィ連中 ●イチャイチャする、オヤジと愛人(?)のデカい声の中国人の女 ●イチャイチャする、そこそこの身なりの中年男女。声は小さいものの呑むわ呑むわ というのがいて、当然コイツらはみんなマスクをせずに話しているワケで、 これなら普通車に乗ってた方が精神衛生上はよかったね。 さ、明日はこのページを作ってUPして、あさってからの1週間、また頑張るゾ! |