2018(平成30)年07月の、台北・大阪。

写真コンテストで受賞した写真を台北駅とあべのハルカスで展示してくれるってんで、急遽行ってきた。


 2018/07/28
湯田中始発の関西方面行きの夜行高速バス。

姨捨サービスエリアで早速休憩する。
台風12号がモロに来てるのだが、頑張って運行してくれた。
雨が強くなってきている。
 
 
2018/07/29
ほぼ定刻に京都駅八条口に着いた。
定刻運行は素晴らしいね。

ど~でもい~けど、バスの後ろの方の席のオヤジのいびきの
うっるさいことうるさいこと!

俺は耳栓をしていたが、それでもガーコーガーコー聞こえてきた。
このオヤジの周辺の席で、耳栓をしていなかった客はさぞかし大変だったと思う。

ま、俺もかなりいびきをかくので、人様のことは何も言えませんケド…。
今回の俺はどうだったのかな???
 
 
ところが、せっかく定刻に京都に着いたのに、
奮発してクリーン券を取っていた「はるか1号」は、運休…。

在来線も高槻~神戸が止まっている。

さて、どうやって関空へ行くか…。
 
 
関空行きのリムジンバスにした。
幸い席も空いていた。

JRの特急はるかより安く、
そして短時間で関空へ行けることを知った。
 
 
定刻より少し早く関空に着いた。

とはいえ、規定では、搭乗手続きはもう締め切られている時刻だったが、
台風の関係で、ピーチはいくらか人間味を持たせたのか、まだ搭乗手続きをしていた。
助かった。なんとか乗せてもらえる。

そして、搭乗手続きが済んだら、落ち着いて周りを見ることができたが、
関空の第2ターミナルって、完全にプレハブの倉庫だね。

羽田とは大違いだ。
 
 
搭乗口に辿り着くまでも「倉庫の中の移動」感が満載だ。

関空のピーチ利用者はいつもこんななのかね。
安けりゃ設備なんてどうでもいいのかな。

でもさ、空港の設備使用料は、
立派な第1ターミナルでも、バラックの第2ターミナルでも同じ金額なのかな
(ここは「速報」なので調べてません。)。
 
 
小雨の中、平場搭乗だゼ。
 
 
機内では、アイスをいただきました(400円)。

高いゾ。旨かったけど。
 
 
無事に台湾入りし、台北車站に来た。

わくわくしながら、写真の展示場所を探してやってきた。

この写真は、ひっきりなしに人の往来がある中で、
奇跡的に人が途切れたときに撮影したもの。
 
 
今回の受賞作が、ディスプレイで次々と紹介されている。
 
 
ワタクシの写真も大きく掲示してくださっていましたよ。

この写真と俺とを三脚に付けたカメラで記念写真を撮っていたら、
ベンチに座って小さな子供にお昼ご飯を食べさせていた若いかーちゃんが、
「何してるの?」的に俺に話しかけてきた。

俺が「この写真は俺が撮ったんすよ~」的に答えると、
「わお~」と言って拍手をしてくれた。

謝謝您。
 
 
さて、台北車站での用事はものの10分ほどで終わったので、
前から気になっていて、前回は店が閉まっていた炒飯屋がある樹林に来た。

お目当ての店に行く途中で見つけた、へんてこりんなカタカナのニホンゴ(だよね)。
誰か訳してくれい。
 
 
う~ん、今回も休みだ…。
日曜日だからかな。
 
 
しょうがないので、
近くの小吃屋で魯肉飯だけをチャチャッと食す。
30圓。
 
 
台北に戻り、262系統のバスに乗って
また模型屋を訪れる。

狭い店内に地元の「模型テツ」が何人もいる中で、
2両の客車をGETした。

機関車などの「動力車」(つまりモーターが付いているもの。)は、
安くても3,000圓ぐらい。
日本円で1万円超だ。

実は、今回こそ機関車も買おうと目論んでいたのだが、
また今回も見送ってしまった…。
 
 
100年以上の歴史を持つ饅頭屋の「李製餅家」もできれば来たかったので、
来ることができてよかった。

台北駅からバス1本で、店のすぐ近くまでアプローチできる。
歩いても、台北駅から20分ほど。
 
 
このお店でGETしたパイナップルケーキとおまんじゅう。

どちらも、気取ったものは何もなく、甘さ控えめ。
宿で呑みながらツマミにしても、何も違和感がない。
 
 
今回初めて投宿する「義榮(青年)旅店」。
通りから路地を入った突き当たりにある。

知らなければ決してチョイスしようとは思わないようなロケーションだ。
こういうのを取材するのって楽しいね~。
 
 
幸い空室があった。これは302号室。

窓はない。
値段は750圓ナリ。

看板の金額と実際の金額が同じなのは、
これまでの旅社の経験の中で初めてだ。
いつも看板より値段が高いからね。

部屋はエアコンが効いていて気持ちいい。
冷蔵庫がないのが残念。
 
 
唯一「窓」といえるかどうか。
バスルームの換気口(笑)。
 
 
前から気になっていたガチョウ屋に晩メシを喰いに来たが、
日曜は休みってしっかり書いてある(涙)。
 
 
しゃーねーので、宿の近くのイレブン屋で買い出し。
 
 
晩メシ。

鯖のトマト煮(特に可もなく不可もなく。こんなもんか。)と
鰻の缶詰(台湾独特の調味料風味。身は固い。)を肴に呑む。

暑かったので、ビイルが旨いのなんの!
 
 
テレビでは、日本を襲った台風12号のニュースをやっていた。
日本に行くなら「とても気を付けろ」ってさ。

ところで、今回の台風12号って「雲雀」っていう名前がついたの?
ネットでちょっと調べたけど、酔っ払っててよく分かんなかった…。

雲雀(ジョンダリ)って、韓国語で「죤다리」なのかな。
違っていたらごめんです。

「ひばり」といえば台風じゃなく、上野~仙台の特急だよね。何度も乗ったな~。

映像はNHKのものを使っていた。
 
 
2018/07/30
さて朝になり、空港に出る前にもう1度写真の掲載場所に来た。

おねいさんが俺の写真を見てくれていた。
どういう感想を持ったんだろうね。 
 
 
空港方面のMRTは、たまたま1番線からの発車だった。
1番線発は1日数本しかない。

車内には大阪のド派手な宣伝があった。
これから大阪に行くよ。
 
 
桃園空港のトイレのトレペ。
台湾ではあちこちでこういうでかいタイプを見る。

日本でも、新潟の施設で見たことがある。
 
 
桃園からぴょんと飛んで、関空に着いた。
 
 
天王寺まで特急「はるか」で移動する。

関西空港駅のホームの壁に長野市が広告を出していた。
普段使わない駅でふとこれを見つけたら、なぜか涙が出そうになった。
 
 
朝からほぼ何も喰っていなかったので、ハラが減りまくった。

天王寺駅の「南海そば」に駆け込み、
きつたまうどん360円ナリを食す。
ホッとする。
 
 
あべのハルカス17階の展示場に来た。

台北駅では普通に人が行き来する通路で展示していたが、
ここは17階までわざわざ来ないと見ることができない。
 
 
カップル(夫婦?)が俺の写真を見てくれていた。

写真の説明文を見て「ディーゼル機関車だって~」などと話していた。
 
 
ひとまず取材を終え、
難波で、楽しみにしていた「自由軒」で
カレーを喰おうと思ったら、休みだった…。
 
 
もう1つの目的の「明治軒」のオムライス。

10年振りぐらいに訪れたが以前と同じシェフが淡々と拵えてくれた。

簡単に拵えてしまう技術も相変わらずで、素晴らしい。
マネしようとしてもできないんだな~。

旨さも相変わらずだ。
 
 
あべの橋に戻り、ギャラリートレインで古市まで来た。

列車の外側はちょっとしたラッピングを施し、車内は今回のフォトコンの受賞作品を掲示している。
 
 
車両横のラッピング。
 
 
車内での写真での掲示。
 
 
台北駅、あべのハルカス、ギャラリートレイン、と
全ての任務を無事に終えたので、信州に帰るゾ。

夜行高速バスには大阪駅から乗ることにしていたが、
時間に余裕があったのでOCATから乗ることにした。
 
 
2018/07/31
無事に信州に到着した。
今回はなかなか充実した行程だったよ。

ちょいと家に帰って支度して、すぐ出勤だ~。