2018(平成30)年03月からの、SLだらけ。

2018/06/03の東武鉄道の「大樹」、
2018/06/17の真岡鐵道のC11+C12重連、
2019/04/13の真岡鐵道もおまけ。

2022/09/03に大幅リニューアル。動画の編集し直し、写真の追加、コメントの修正など。


 2018/03/24
2018(平成30)年の3月は、いつもは3両の客車が2両で走ったので、
頑張って信州から取材しに行った。
プラレールみたいでかわいいね。

下りの「SLもおか」の、約14秒の動画はこちら
 
 
下りの「SLもおか」を撮影したら、次の上りの撮影まで時間があるので茂木(もてぎ)に移動し、
「道の駅もてぎ」の中にある「十国屋」のゆず塩ら〜めん640円ナリを食す。

この献立は、「道-1(みちわん)グランプリ」で2連覇した。
週末の昼時なので大行列を覚悟していたが、幸いそれほど待たなかった。

あっさりしつつしっかりした塩味のスープに、爽やかなゆずの香りが広がり、なかなか旨い。
 
 
道の駅で、ら〜めんと、とちおとめアイスでハラごしらえをして、茂木駅に来た。
C12はもう方向転換を終え、上り列車の準備をしていた。

このC1266は1933(昭和8)年製。
 
 
機関車を入れて全3両なんて、ほんとプラレールみたい。
 
 
茂木駅から真岡駅に戻ってきた。
駅舎がSL風になっていて「SLキューロク館」が併設されている。

かなりデカい印象の建物だよ。
 
 
圧縮空気で動く49671。

SL「キューロク」館の名はコイツから取ったとのこと。
 
 
「SLキューロク館」に保存されている、スハフ4425の車内。
青いモケットがいいね。

この車両については詳しいページがたくさんありますので、気になる方はそちらをご覧ください。
 
 
上りの「SLもおか」に真岡〜下館間だけ乗車した。

下りに比べて客はグッと少なく、のんびり乗れてよかったよ。
この後はDE10が牽く客車列車となって真岡に戻る。

時刻表には何の表示もないので、何も知らない人がこの真岡行きに乗ろうとしたら、
ケツにC12がぶら下がってるからびっくりするだろうね(笑)。
 
 
真岡駅で側線に移動した。

この写真のバックの「安全第一」の表示が古っぽかったので、
わざと白黒に加工してみたよ。

「キューロク館」では「49671」を引っ張り出してイベントをしていた。
圧縮空気を使って何とか動く。おもしろいもんだね。動画で撮影すればよかった。

この後、地元のスーパーを何軒か巡って、楽しいデザインの日配品
(豆腐やうどんやレモン牛乳など。)をいろいろと買い込み、
それから居酒屋に行って呑んでいい気持ちになって、タバコ臭いホテルの部屋に崩れ落ちた。
 
 
2018/03/25
おはよ〜ございましたぁ。

日の出の頃は霧だったものの天気のいい朝を迎え、
下りの「SLもおか」を下館駅に送り込み回送するところから撮影した。

結構なスピードなので、SLの動輪に付いているロッドがチャカチャカとせわしなく動くのがおもしろい。

せっかくアングルを決めてカメラを構えてたのに、そろそろ列車が来るってタイミングで、
手前の田んぼの持ち主と思われるおじさんが軽トラで乗り付けて、周辺の雑草に農薬をかけ始めた。

もちろん、お邪魔している立場の俺ら(カメラマンは他にもいる。)は文句は言えないが、
せめて、俺らがカメラを構えている道路に軽トラを停めてくれれば賞賛されるのにな〜。

約16秒の動画はこちら
 
 
下りの「SLもおか」が来た。

ヘッドマークもなく、たった2両の客車を牽くC1266。
素朴でいいですね〜。

ただ、ちょっと逆光で色がうまく出ていない…。
 
 
下り「SLもおか」の約22秒の動画はこちら
汽笛なかったのが残念。

風の音が入ってますがご勘弁ください。
マイクに風防を施すのがなかなか難しいコンデジで撮影したもんで。

デジイチとは随分色味が違うな〜。おんなじNikonなのに。
 
 
客車列車は、去って行く画のよさもある。
 
 
真岡で下りの「SLもおか」を撮影後、高速で今市に移動すると、
7か月程前から走り始めた東武鉄道の「SL大樹3号」に何とか間に合う。

ホントはもうちょっと先で撮影したかったが、初めての地なのでムリをせず、撮影を優先した。
なので、花は入れたものの、ただ撮っただけ感が満載だ。

約38秒の動画はこちら

個人的に大好きな14系座席車が活躍してくれて嬉しい。

車掌車も今は貴重だね。
貴重とはいえ本来は貨物列車に使用する車両だから、ホントは連結しない方がいいんだけど、
最新のATSを搭載する関係での苦肉の策らしい。

撮影が終わったら、すぐ横川へGO!
 
 
横川も何とか間に合い、上り「SLレトロ碓氷」を撮影できた。
完全な逆光だが、かなりタイトなスケジュールなので、撮影場所にゼイタクはいえないのだ。

C61に旧客の組み合わせは重厚感があって、これはこれでいいね。
最後尾にEF65501が付いているのが俺的には余計だが、いろいろと事情があるのでしかたない。
 
 
約40秒の動画はこちら

この日は1日で3社のSLを3列車も撮影でき、正にSL「三昧」だった。
撮影後は「おぎのや」で限定掛け紙の「峠の釜めし」を晩メシ用に確保して、帰路についた。
 
 
 2018/03/31
さて、先週の「SL三昧」のちょっと前に、藤沢市に住んでいる友達が、
115系のスタンプラリーのうちの藤沢駅のスタンプを押した台紙を俺に送ってくれた。
俺はこの企画を知らなかった。

これは高崎支社の企画で、最低3つのスタンプを集めれば賞品がもらえるので、
せっかくだから「軽〜く」群馬に行ってくるか〜、
と、1日残りの18きっぷをヤフオク!でGETして、計画を立て始めた。

そしたら、これが「軽〜く」じゃ済まなくなってしまった。

「どうせなら」と、あちこち回るルートを考え始めた上に、
この日に走る「SLレトロみなかみ」の指定券も確保できちゃったので、
これを行程の途中に入れつつ回る駅をだんだん増やしていった結果、
しまいには発駅を工夫すれば、1日+αで全駅回れることが分かってしまった。

ってことで、金曜日の夜に数駅分を集めながら栃木県寄りの桐生までクルマで行っておき、
駅前の駐車場にクルマを置いて、「朝二」の電車から動き回った。
 
 
行程の途中に入れたSLに乗るなら、当然このお弁当も必要でしょう。

D51のとC61の2種類があるが、どうせなら今日の牽引機と同じのにしたかったので、
高崎駅の改札掛に牽引機を訪ねたら「分からない」とのことだった。

直前になっても分からんもんかな〜、と思いつつ、
きっぷうりばにいた案内係に改めて聞いたら「D51」と即答してくれたので、
「上州D51弁当」1,000円ナリを選んだ。

それにしても、改札にいるんだったら、牽引機の情報ぐらい仕入れておいてほしいと思うが、
これも、何か大人の事情で「分からない」ことにしてあるのかな〜…。

このお弁当は降車する渋川までゆっくりのんびりいただきました。
容器やお箸はもちろんお持ち帰り(笑)。
 
 
高崎駅で発車待ちの「SLレトロみなかみ」。

周りは人だらけなので、トリミングしたらこんな情けない写真に仕上がったが、
とりあえず記録しただけだから、ま〜い〜や。
 
 
1日中群馬県内をうろちょろして、仕上げは東京周辺の大宮、品川、藤沢。

友達が送ってくれた台紙には既に藤沢駅のスタンプが押されていたが、
この台紙の他に何枚も追加して押して回っているので、結局藤沢駅にも行った。

藤沢駅のホームには80系のクハ86を模したデザインのキヨスクがある。
俺は80系はギリギリ飯田線で乗っている。あ、こんなこと、ど〜でもい〜ですね。
 
 
藤沢駅には渋い雰囲気の駅そばもある。
「鰺の押寿し」で有名な大船軒がやっている。

なお、「鯵の押寿し」のパッケージの「鰺」の魚偏は、田の下が「大」の
?」
なんだけど、果たして表示されるかな???
 
 
ルミネに入っている「崎陽軒」。
 
 
実は、スタンプ以外にも藤沢駅に行きたかった理由があり、
それは、神奈川県内でしか買えない崎陽軒神奈川工場製の
「シウマイ御弁当」830円ナリが是非ともほしかったからなんだね。

神奈川工場製は、東京工場の被せ箱式ではなく、嬉しい掛け紙式なのだよ。
 
 
経木もいい香りがする。フタの裏に付いたご飯粒は当然丁寧にいただく。

俺は、掛け紙式であろうと被せ箱式であろうと、このお弁当が大好物だ。
もちろん、「昔ながらのシウマイ」も大好きで「ポケシウ」がかわいくてしょうがない(笑)。

あ、写真で分かると思うけど、藤沢から群馬に戻るのには結構時間がかかるので、
フンパツしてグリーン車に乗ったよ。
 
 
2018/04/01
終電の1本前で桐生に帰って来て、すぐにクルマで真岡に向かい始める。
その途中に、今日(2018/04/01)に開業する両毛線の
「あしかがフラワーパーク駅」があるので、ちょっと寄ってみた。

新駅開業なら1番きっぷ狙いでテツが何人もうろちょろしてるかと思ったら、
1人だけが寒空の下にうずくまって「並んで」いた。

俺も民営化直前の国鉄西焼津駅で、開業1番の硬券入場券をGETしたっけな〜。
 
 
午前2時頃に真岡の撮影ポイントに着いた。

人はいなかったがもう「置き三脚」があったので、俺も2箇所で場所を確保した。
その後、近くのイレブン屋で酒を仕入れて、クルマの中で呑みながらシウマイを喰って、寝た。

夜が明けたら少しずつ人が集まりだし、下りの「SLもおか」が通る頃には、
この写真のとおり、黒山の人だかりになった。

でも、地元に人に言わせれば「例年より少ない」とのことだった。
ちなみに、この写真では、SLは中ほど右の黒い煙のとこまで来ている。

先週来たときは桜も菜の花も全く咲いていなかったのに、
たった1週間で桜は満開になり、菜の花はかなり咲いていた。
こんなにも変わるのか…。

場所を確保した2か所では動画を撮り、スチールでは1歩下がってギャラリーも入れて撮った。
 
 
この画は、メインの場所でデジイチ撮影した動画からのキャプチャー。

がっかりなことにピントが手前の菜の花に合ってしまい、
列車には合っていなかった。いつの間にズレたんだろう…。

もちろんフォーカスはマニュアルにしてあったのだが。
ピントリングをテープで固定はしておけばよかった。
せっかく2時から場所取りしてたのに〜(涙)。

ま、人生そんなもんですね。確認に確認を重ねることの大切さを
改めて痛感した(しょっちゅう痛感してるな…。)。

約34秒の動画はこちら
 
 
サブの場所で高性能コンデジで撮影したもの。
「コンニャク現象」が少し出てるけど、まーまーか。

約52秒の動画はこちら
 
 
下りを撮影してからちょっと移動して、
延々5時間、飲まず食わずで上りが来るのを待っていた。

1人での昼間の場所取りは、
買い物などでその場を離れられないのが難点だ。

約19秒の動画はこちら

撮影を終えたら、栃木が地元の「元気寿司」でチャチャッと6皿喰い、
職場の同僚に「とちおとめ」も確保して、信州まで高速で帰って来た。
ノンストップで02時間45分だった。

楽しい楽しい2週連続のテツ分補給でしたよ。

以下に、おまけを少し…↓
 
 
2018/06/03
6月に入り新緑が映えている。
今後のロケハンも兼ねて、東武鉄道の「SL大樹」を撮影しにきた。

とりあえず撮影した「SL大樹3号」。
アングルも何もあったもんじゃない。
 
 
「SL大樹4号」。

大谷向(だいやむこう)〜大桑の、3号よりはまだマシかと思えるポイントで撮影。
ここは手前に田んぼ、バックに山が見えるので来てみたんだけど、奥の林の濃い緑がSLと同化しちゃうね。

それに、SLの先頭の向こう側の看板と重なってしまった。
連写はしてるんだけど、それでもこれがまだ1番よかった。
下手っぴですんません。

※3号にしろ4号にしろ、最後尾のDE10は邪魔なのであえて入れていません。
このページをリニューアルした2022/09現在はDE10は付いていないらしいです。
また、14系をぶどう色2号(つまり旧客の茶色)に塗り替え始めてもいるので、
14系座席車が好きな俺は、青色塗装で残してほしいと思うのですよ。
 
 
2018/06/18
 SL大樹の撮影から半月が経ち、「SLもおか」が重連で走るってんで、また真岡に来た。

下り「SLもおか」の送り込み回送は、C11+C12のプッシュプルだ。
2両とも逆機で、煙が後ろにたなびくのがおもしろい。
 
 
高性能コンデジで撮影した約31秒の動画はこちら

高性能とはいえ、コンニャク現象は出やすいし30fpsなので、大した動画ではないけど、
2機の汽笛の音の違いが聞けるよ。
 
  
始発の下館でC11を機回しして先頭に連結し、重連にした下り「SLもおか」。
タンクでも迫力があっていいね。

小さな私鉄でSLを2両確保し、
しかも重連できるほど機関士がいるっていうのは貴重なことだ。

しかし、先頭のC11は東武鉄道に譲渡されることが決まっているので
この姿も今年(2018(平成30)年)で見納めだね。
 
 
連写した中から重連部分をトリミングした。
 
 
約32秒の動画はこちら

ちょうど風が吹いてきてしまい、
外部マイクではない高性能コンデジのマイクにボコボコ音が入ってしまったのが残念。
 
 
真岡駅での約10分の停車時間を利用して、
「SLもおか」を追い抜いて茂木駅近くにやってきた。

国道脇の駐車スペースが十分あるポイントには撮りテツがどちゃっといた。

ちょっと待っていたら「SLもおか」がやってきたが、煙はゼロ。
まあ、下り坂だし、駅の手前だし、しゃーないか。
 
  
 2両の比較ができる。

この写真がはノートリミングです。
 
 
茂木で折り返す上り「SLもおか」を狙う撮りテツども。
俺の後ろにもたくさんの撮りテツがいるよ。

なかなか楽しい重連イベントだった。
 
 
 2019/04/13
去年、ピントで失敗&SL+DLの重連(俺の好みではない)で今イチの撮影だったので、
その雪辱を果たしに1年後にまたやって来ましたよ。

今度はちゃんと列車にピントを合わせたよ(笑)。
でも、露出が難しい…。
 
 
デジイチで撮影した下り「SLもおか」の約46秒の動画はこちら
 
 
上り「SLもおか」はどこで撮影するか全く考えずに来ている。
つまり、それだけ下り「SLもおか」を桜と菜の花と一緒に撮影することに重きを置いていたということ。

沿線をうろちょろしていたら、JRバス関東のバス停を見つけた。
この写真はたまたま通過時刻近くだったため、せっかくならとバス停も入れて撮影したもの。
真岡鐵道のすぐ線路脇の県道69号を通る茂木行き。
1日に、平日は5便、土日祝は3便…。

シャッター速度が速く、行き先表示のLEDがツブれてしまっている…。
 
 
結局、バスを撮影した地点の線路沿いに桜があったので、ここで撮影することにした。
クルマも停められたし。

桜は入れることができたものの、煙は全くダメ。
でも、い〜のだ。

デジイチで撮影した約20秒の動画はこちら
 
 
おアソビで、同じ上り「SLもおか」を中華製の格安アクションカメラの
Victure「AC900」でも撮影してみた。

なかなかきれいな画だった。
シャッタースピードは意外と速かったので、動画を一時停止してもSLがしっかり止まってキャプチャーできる。
ただ、マイクの性能は残念で、しかもモノラルである。

約27秒の動画はこちら

これで、一連のSL三昧はおしまいだぁ。